音の辞典
音に関するマメ知識

太鼓現象
太鼓は、上下にぴんと張った皮をたたき、真中の空洞に音を反響させて、たたいた反対側に大きく響かせる楽器である。たたいた側より反対側により大きな音がするのは、
たたいたポイント(音源)から音が空気層を伝わり音を広げるためである。しかし、たたいた面に触れていれば、音の伝わり(音の響き)は少なくなる。
えてして住宅にはこのような構造になっている壁や天井が多い。中が空洞なために、大きく響かせることを目的とした太鼓と同じ働きをしていて、隣や上下の部屋の方が
かえって大きく聞こえてしまう。これを『太鼓現象』と言う。

聴覚
人間が感じる感覚には、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚があり、これを五感という。このなかで、人間が音として認識する感覚を聴覚という。

超音波
周波数が16kHzを超える音波のこと。人間が聴くことの出来る周波数の上限を超えた領域の音ではあるが、音響測定器でその音を収音することで、
多くの情報を得ることが出来る。海底測深や魚群探知機など、用途は広い。


超音波加工
超音波を振動に変えることによって利用できるようになった加工技術。単なるドリル以上に、繊細な加工が可能。

直接音
音が伝搬する際、まっすぐ最短の時間で到来する音。音源とリスナーを直線で結ぶ経路で到来する音。この音で、音の方向がわかる。

定在波

逆方向に進行する同一周波数の音波が、互いに干渉し合い音圧レベルが極大と極小になる現象。防止には、室の3辺の寸法比が簡単な倍数比にならないように構成する。

デシベル(dB)

音の強さのレベルを表す単位。音の波音の振幅の大きさをレベルで表したもの。音の強さは、空気の圧力変動の大きさによって表されるが、この方法によると、
扱う数が大きくなりすぎるため、対数を用いて扱いやすい単位にしたもの。一般に、人間が聴取する音の大きさは、0dBから140dBの間にある。

ドップラー効果
オーストラリアの物理学者C.J.ドップラーが、光の波動現象から相対運動を発見したもので、同様の音の現象のことを「音のドップラー効果」という。

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