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2017年1月12日音楽ホール フェリーチェ様

三田様
Q1:ピアノサロンスタジオをつくるきっかけは、どんなことでしたか
三田様

もともと私自身が、マンドリンクラブを作って活動しています。このサロンを作る前は、練習場所を探すのに毎回毎回苦労していました。

そこで、小さいながらも「いつかは自分の練習場所を作りたい」という構想がありました。自宅の空き室では難しいことが判明し、せっかくなら、ちょうど空きの出ていた駐車場スペースを活用することを決めました。

そんなとき、参加していた異業種交流会で、音響設計をされている方の講演を聞く機会があり「いつか自分のホールを作るときには、この方にお願いすれば良い」と感じていた所、その講師の方が私に紹介してくださったのが実は環境スペースさんでした。その環境スペースさんとの出会いも良いきっかけになりました。

 
Q2:ピアノサロンスタジオをつくるにあたり、他の業者よりも弊社を選んで頂いた理由はありますか
紹介でつながった大成建設ハウジング・環境スペース

まだ設計段階にも至っていない頃、環境スペースさんには「どのような施設をイメージされていますか」と聞かれました。

しかし最初は「ピアノの本物の音」をしっかりと聴くことのできる施設、というイメージしかありませんでしたが、環境スペースさんは防音工事だけでなく、音響工事の専門家でもありましたので、お任せすることにしました。

ゼロからの建築でしたので、建物自体の設計を古くからお付き合いのある設計事務所さん、音響については環境スペースさんのほか、お世話になっている音響に詳しい作曲家さんにも協力を頂けることになりました。

 
Q3:作るにあたり、苦労したことや、大変だったことはありましたか
ヤマハさんのサロンに近い形に

正直なところ、大変とか苦労した、というのは、あまり感じませんでした。

まず最初に、清里、八ヶ岳、成城学園、東京芸大などにある音楽ホールやスタジオを見学して、これはと思う施設を探し歩きました。本当はすごく気に入ったホールがありましたが、地形や広さなどの条件によって可能なことと不可能なこともありましたので、最終的に東京・銀座にあるヤマハさんのサロンに近い形に、と決めるまでには少し時間がかかりました。

 
Q4:設計・施工において不安や懸念はありませんでしたか
不安や懸念は特にありませんでした

不安や懸念は特にありませんでした。環境スペースさんは、私からの意図をしっかりと汲み取るよう全力を尽くしてくれたと思います。

銀座にあるヤマハさんのサロンへは一緒に見学に行って下さり、そのビルの地階から最上階まで、くまなく一緒に回ってくださいました。

設計段階では、環境スペースさんを含め、設計事務所さんの3者での打合せを頻繁に行って頂いたり、施工段階では、設計事務所さんが「ここまで工事が終わったから是非見に来て!」というので見に行ったり、徐々に形になっていくことに、楽しみしかありませんでした。

 
Q5:こだわった点などはありますか
音響効果を高めるように

ホール壁面のリブは、1本1本それぞれ太さが違う非常に固いタモ材を使用して、音響効果を高めるようにしてあります。 また、土足でも入れるホールにしたかったので、固くて丈夫なカリンを床材にしています。床材は楽器からまっすぐ客席に伸びることで、音を響かせる効果があります。
壁面には音響効果を高めるための環境スペースさんの計算に基づく湾曲(=R)が入っております。

「ラムホルツ」を使用

良いホールにしたいという思いで、設置するピアノについてお世話になっている作曲家に相談したところ、普通の88鍵盤であるグランドピアノではなく、97鍵盤のフルコンサートピアノ「ベーゼンドルファー」の「インペリアル」が良いということで薦めて頂いたので、メインホールに設置しました。
客席のイスには、銀座にあるヤマハのサロンで使っているのと同じ「ラムホルツ」を使用しています。

 
Q6:実際に使ってみて、使い心地はいかがですか
使い心地

どんな演奏家が来ても、「本当に音がよく響き、演奏していて気持ちが良い、また利用したい」と仰ってくださいます。 部屋全体に音響効果があり、床からも振動して伝わってくるのが分かります。
環境スペースの嶺島社長から、「この音響のために、至るところにいろいろな仕掛けがしてあります」と伺っています。

内藤歌子様より

バイオリニスト:内藤歌子様より

私自身でも演奏会をすることがよくありましたが、良い会場だと遠方になり、お客様を集めるのが大変、近場では演奏に適した良い会場が見当たらないなど毎回会場を探すことにとても苦労していました。

まず近所に、バイオリン演奏会に最も適した100名程度のホールができたことは本当に有り難かったです。


Feliceさんが他のホールと大きく違う点は、音の響きだと思います。
同じ規模のホールでの演奏経験はたくさんありますが、大抵リハーサルのときには音が良く響いても、お客様が入場された本番になると、お客様の衣服に音が吸収されてしまい、バイオリンの音が伸びないと感じることがありました。Feliceさんは満席で演奏しても、豊かな響きをキープしてくれるので、とても弾きやすいです。

いまは個人的にも利用させて頂いてますし、「フェリーチェ風のささやき実行委員会」という友の会が主催する演奏会にも、演奏者として呼んで頂き、演奏させて頂いてます。演奏家をしている友人にも、「すごく音の響きが良いホールがあるので、是非利用して!」と勝手に宣伝しています。

伊藤静様より

フェリーチェ風のささやき実行委員会:伊藤静様より

近所に大変良いホールができたということで、町内会長さん主導でコンサートを企画していく友の会を立ち上げることになったんですね。イタリア語で「musica del vento」というのが「風のささやき」という意味があり、これを友の会の名前として提案したところ採用になりました。

ピアニスト、声楽家、器楽家、ソプラノ歌手、バイオリニストなどの一流の音楽家の演奏を、今までは東京に行かないと聴くことができなかったのに、今では「このホールで演奏をしたい」と来てくれる、これは本当に地域の住民にとって良い施設が出来たと感じました。

私は音楽は好きですが専門家ではありません。
しかし客席で演奏を聞いてみると、演奏家との距離が近く、生の音が素晴らしく、本当にここへ来ることが楽しみになりました。近所の方々からも「次回のコンサートはいつあるの?」と心待ちにするお言葉を頂いたり、演奏家が「またここで演奏したい」と言っているのを聞く、嬉しい気持ちになります。

 
Q7:これから音響施設を建設しようと考えている方にアドバイスはありますか
アドバイス

音響施設に必要な防音工事と、音楽家が望んでいる音響、音の響きのある部屋とでは全く違うということですね。
私自身音楽を演奏しますし、このホールが出来てからは音楽家の方との交流が増えました。
音楽家というのは「生の音の響き」をとても大切にしています。
音楽の施設を作るのであれば、音響にもこだわった施設にすることをおすすめします。

 
Q8:当社を利用して良かった点はありますか
良かった点

もちろん設計段階から親身になって、生の音を大切にしたホールを設計してもらったことに感謝しています。
ご利用頂く演奏家・音楽家の方から、「音が良い、音響が良い」と満足の声を頂けるような施設になったことは、本当に良かったと思っています。

環境スペースさんは、完成後、引き渡して終わりではなかったです。 コンサートに足を運んで下さり、生の音を聞いて頂きました。このようなアフターまでしっかりしてくれるので、やはり環境スペースさんにお願いして良かったと感じています。




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