防音室の価格について | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン

いよいよ今週末、日本初開催となる「G20サミット」が大阪で開催されますね。

世界経済をはじめとした幅広い議論や国際都市大阪の魅力発信を、大いに期待したいですね。

つい、ニュースを見ながら、付近の観光施設などを片っ端から調べて、旅行気分にひたってしまいました。

さて、話はがらっと変わりますが、みなさんが防音室を作りたいな、と思った時に遮音性能とともに一番調べたいのは費用価格ではないでしょうか。

ピアノ室やドラム室の防音工事費用の目安は、こちらからご覧になれます。

※「防音室の価格について」

文中にも表記がありますが、これらの表示価格はあくまで「目安」をご紹介しています。

また「建物の構造体、地域等により変動がある場合があります」とも。

「変動」って?そんなに変わるものなの?

何が影響するの?

平方メートルあたりいくら、とかすぐ出してもらえないの?

細かいこととかあれこれ聞かれるの面倒だなぁ・・・。

お気持ちは、よーくわかります。

ただでさえ忙しい現代生活、できることなら、防音工事の費用などもさくっと気軽に知りたいですよね。

ですが、この「変動」する部分を少しでも正確に把握して、お客様に最適なご提案ができるように、いろいろと質問をさせていただきたいのです。

そこで、実際にお聞きしている項目と、なぜその質問が必要なのか、ほんの一部ですがご紹介しますね。

ご相談のきっかけ、お悩み

防音室を作りたいんです」とお電話くださる方には、必ずその理由をお尋ねしています。/p>

「娘が音大を受験するので、夜遅くでも練習できる部屋が欲しい」

「マンションの下の階の方から苦情があって・・・」など、理由は様々。

時には「隣の部屋がうるさくて眠れないので防音室を作りたい」とご相談を受けることもありますが、まず管理会社へ相談してみては、など、お客様の負担にならない解決方法がある場合も。

演奏する楽器、音源、人数など

楽器の音圧や周波数によって、防音の方法や程度が異なります。

一般的には、低い周波数の音は高い音に比べて防音しにくいものです。

市販の遮音カーテンなどは、高い音にはある程度効果が期待できますが、低い音を防音するのは苦手なアイテムです。

また、ピアノやチェロなどのように、ペダルやエンドピンから直接床に音が伝わってしまう「固体伝搬音」が強い楽器の場合は、壁を厚くしたり窓を二重にするだけでは不十分です。

床を「浮かせて」振動を伝えない工事が必要不可欠になるのです。

ドラムや、ギター・ベースのアンプなども要注意ですね。

(他の楽器であっても、一定の遮音性能が求められる場合は同様の工事が基本となります。)

・楽器のサイズや演奏方法、人数などを考慮し、最低必要な部屋の広さや天井高を確認します。

防音室を作ると必然的にお部屋は狭くなってしまいますので、<グランドピアノは部屋に入るのか、バイオリンの弓は天井に当たらないか、などは当然大事なポイントです。

物件の住所(または最寄駅)、演奏したい時間帯

住宅地か繁華街か、幹線道路沿いか、などによって、周辺の騒音レベルを推測します。

また、夜遅い時間帯に演奏する場合は、より高い遮音性能が必要になってきます。

建物の構造や築年数

木造かRCか、など、建物の構造によって防音性は異なります。

また、防音室を作るにあたり、荷重は必ず考慮しなくてはなりません。

物質は「重いものほど遮音性が高い」という法則がありますので、必然的に防音室そのものは「重い」構造となります。

そこに楽器の重さも加わるため、建物の構造や築年数などから、重さに耐えられるかを予測します。

戸建の場合は付近の地盤の強度が影響する場合もあります。

更に、新築戸建の場合、家ができあがってから防音工事をするよりも、ハウスメーカーさんに協力していただき、新築の建築途中に防音工事を同時進行することができれば、費用も工期も抑えられる場合が多いです。

その他にも、

・ダンスの場合はジャンル

→(例)バレエとフラメンコでは発生する振動や適性な床材が違う

・商業施設の場合は、他階や隣の業態・営業時間

→(例)下階が居酒屋なのか学習塾なのかによって、求める遮音性能も変わる。など

基本は実際に現地を拝見して正確なお見積りをお出しするのですが、事前にできるだけ多くの情報がいただけるほど、ご提案の内容もお見積りの精度も高めることができます。

お問い合せいただいた際にあれやこれや質問するのは、こういった理由があるからなんですね。

防音室を作りたいな、と思ったら、ご相談、お見積りは無料で承っています。

お気軽にお問い合わせくださいね。


               

お客様の声

もっと見る