AIや人工知能時代の生演奏のあり方は?

(2018/01/31)

昨今、AIの技術革新が進み、あらゆるものに人工知能の技術が適用されるようになってきました。
音楽も例外ではありません。

例えば、Google Brain TeamはAIを使ってセッションができる「A.I. Duet」というアプリを公開しています。
「A.I. Duet」は、ディープラーニング対応ライブラリ「TensorFlow」を使った「Magenta」というプロジェクトにより開発されました。

「Magenta」とは

Google Brainチームの一部の研究者やエンジニアによって開始された、アートと音楽を創造する過程で機械学習の役割を探る研究プロジェクト。
主に、曲、画像、図、その他の素材を作成するための新しい深層学習アルゴリズムと強化学習アルゴリズムを開発することにあります。しかし、これはまた、アーティストやミュージシャンがこれらのモデルを使ってプロセスを拡張(置き換えることなく)できるようにする、スマートなツールとインターフェースを構築するための探求です。
~「Magenta」公式サイトより翻訳~

 

「A.I. Duet」は、画面上の鍵盤で打ち込んだフレーズや音形に反応して、機械学習によりジャズセッションのようにレスポンスのフレーズを鳴らしてくれます。

▼「A.I. Duet」
https://experiments.withgoogle.com/ai/ai-duet/view/


また昨年2017年10月には、日本科学未来館(東京都江東区)で開催の「デジタルコンテンツEXPO 2017」にて ヤマハ株式会社が開発中の『人工知能(AI)合奏技術』が、自動演奏機能付ピアノと演奏者とのアンサンブルという形で披露されました。

▼yamahajp YouTubeチャンネルより

 

今や、まるで人間とセッションやアンサンブルをするように、微細な調整をもって息を合わせた音楽を、AIと共演できる世の中が実現しています。

 

「そんな!AIが伴奏をする時代になったら、アーティストの仕事がなくなる!」
と脅威を感じる方もいらっしゃるでしょう。

演奏技術が機械でも代用できるようになった現代、今後の演奏者や音楽家は、「空間」をフルに活用した生の音楽=「ライブ」にシフトしていく時代かもしれません。
見せるパフォーマンス、空間を駆使した演出…

空間の中で空気を振動させて伝わる音 それを同じ空間に集う演奏者とオーディエンスとで共有する喜びこそ、生演奏の醍醐味です。

 

環境スペースは、音楽のある空間づくりのプロフェッショナルです。
AIや人工知能時代でも変わらず「ライブ」感のある音楽活動を後押しすべく、確かな音響技術で音楽空間をプロデュースしてまいります。

 


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