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メルマガバックナンバー0044号

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 2006/02/17━
●【音的♪生活】・・・音の匠のお悩み解決塾!       ● 通算 第44号
          <https://www.soundzone.jp/>
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□■  みなさんこんにちは、音美です。
春は引越しのシーズン。
新しい環境で生活を始めるためにマンションを探している、
なんていう人も多いのでは?
さて、「音」に関しては、どんなところに注意すればよいのでしょうか。

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♪ 目次 ♪

● 【集合住宅の遮音性能】
● 【「L」の話】
● 【「D」の話】 

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■ 【集合住宅の遮音性能】
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最近音美のところに寄せられる質問やお悩みも、
集合住宅の遮音についてのものが増えています。

そこで今回は、特に集合住宅の遮音性能についてお話します。

集合住宅で問題となる音は、上の階からの子どもの飛び跳ねる音、
給排水の音、隣戸からのテレビなどの音、外からの騒音などさまざまです。

子どもが走る音のような、床に物や人がぶつかって聞こえる
床衝撃音(固体伝播音)に対する遮音性能は「L-○」と表し、
テレビの音や人の声など、空気を伝わって壁を通して
聞こえる音(空気伝播音)に対する遮音性能を「D-○」と表示します。

「L」も「D」も、日本工業規格(JIS)で定められた方法で測定し、
「L」は数字が少なくなるほど、「D」は数字が多くなるほど
遮音性能がよくなります。

日本建築学会は、集合住宅の隣戸間の壁・床に
4つのランクの指針等級を設けています。

● 床の遮音性能の指針(L値)
・特級(特別仕様)
重量衝撃源 → L45   軽量衝撃源 → L40
・1級(標準)
重量衝撃源 → L50   軽量衝撃源 → L45
・2級(許容)
重量衝撃源 → L55   軽量衝撃源 → L55
・3級(最低)
重量衝撃源 → L60・65   軽量衝撃源 → L60

● 壁の遮音性能の指針(D値)
・特級(特別仕様) → D55
・1級(標準) → D50
・2級(許容) → D45
・3級(最低) → D40


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■ 【「L」の話】 
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集合住宅で特に気になる上下階間の遮音性能は
床がカギとなります。床の遮音等級はLで表され、
数値が小さくなるにつれて性能がアップします。

床を通して伝わる音には、コップやスプーンなど軽いものを
落としたときに出るコーンという軽い音(軽量衝撃音 LL)と、
子供が飛び跳ねたり、重い物がぶつかるようなドスンという音
(重量衝撃音 LH)の2種類があり、これを区別して考えます。

軽量衝撃音は、床の工法や表面の仕上げによって違いが出ます。
フローリングよりもカーペットや畳のほうが音は響きにくくなります。
軽量衝撃音は、カーペットを敷くなどの対策をすると
ほとんど気にならなくなる、ということです。

重量衝撃音は、床のコンクリート(スラブといいます)の厚さや
梁(はり)の配置などが大きく影響します。
スラブが厚く、梁で囲まれた面積が小さいほど遮音性能は高くなるのです。

マンションの床には、カーペットなどを直接張った「直張り工法」と、
二重底にした「置床工法」がありますが、遮音性能に差はないようです。

床の仕上げがカーペットであってもフローリング(板張り)であっても、
遮音性能がしっかりしていることが遮音の決め手です。

日本建築学会の基準では、通常の使用状態で使用者からの
苦情がほとんど出ない性能は、軽量衝撃音でL-45
(いすやはきものを引きずる音が聞こえることがある程度)、
重量衝撃音でL-50(足音は聞こえるがあまり気にならない程度)です。


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■ 【「D」の話】
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外を走る自動車の音や、ご近所のピアノの音などを
遮断するのは、壁と窓がカギとなります。

その遮音性能は、D(遮音等級)で表示します。
D値とは、JISに規定される遮音等級で、
数値が大きいほど遮音性能が高いことを示します。

基本的に、壁も窓ガラスも厚ければ厚いほど遮音性能は高くなります。
壁の厚さはお隣の音がどれだけ漏れるかの目安になります。

床や壁の厚さは、モデルルームなどに置いてある設計書類の
「矩計(かなばかり)詳細図」で確かめることができます。

特に、外部の音をどれだけ遮断できるかは、窓次第です。
マンション周辺に交通量の多い幹線道路や騒音を出す工場などが
ある場合は、窓の作りにどのような工夫がされているのかを
調べておくとよさそうですね。


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◇◆  今週は気温の変化が大きかったですね。
こうやって暖かい日と寒い日を繰り返しながら春に向かうのでしょうけど、
それにしても差が激しすぎ!と感じている音美でした。  ◇◆

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