音響とは|防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン
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音響設計とは、音の波長を整えること

音響設計では、部屋の寸法や寸法比に基づいて特定の周波数帯を吸収するための吸音体や、音を様々な方向に拡散させる拡散体を設置することが重要です。また、平行面を避けることも大切です。例えば、低音の波長は残響が長くなると心地よさを損なうことがあります。このため、低音域を吸音体で吸収し、中高音域には拡散体を用いて音を均等に散らすことで、残響時間を調整し、心地よい音響空間を実現する設計を行うなどの工夫をしています。

音響設計とは、音の波長を整えること
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音質を高める多面体設計の技術

音の反響と拡散を巧みに調整し、クリアで豊かな音響空間を実現する技術。

音響設計では、吸音体を適切に配置し、拡散体を用いて音を周波数毎にバランスを取ります。平行面を避け、多角体の形状を活用することで、反響や音の干渉を最小限に抑え、快適な音響空間を実現します。私たちの使命は、響き合う空間が生み出す感動を通じて、心に残る瞬間を創り出すことです。

  • 多面体・マイナスアール・ランダムな形のリブ・床下にも反響設計

    多面体・マイナスアール・ランダムな形のリブ・床下にも反響設計

  • 鋭角に尖った壁・残響時間の調整など

    鋭角に尖った壁・残響時間の調整など

  • 奥の壁は斜めに設計され、並行する大きな反射面を避けた設計

    奥の壁は斜めに設計され、並行する大きな反射面を避けた設計

  • 天井コーナーに、大きな反射板を設け音響を調整

    天井コーナーに、大きな反射板を設け音響を調整

  • 大きな反射板を設け、音の波長を拡散する設計を取り入れる

    大きな反射板を設け、音の波長を拡散する設計を取り入れる

  • 壁面の多面設計に細かな段差をつけ音の波長を調整し残響をコントロール

    壁面の多面設計に細かな段差をつけ音の波長を調整し残響をコントロール

  • 壁面にWoodのスリット入りの多面体・天井に拡散体を設け音響を調整

    壁面にWoodのスリット入りの多面体・天井に拡散体を設け音響を調整

  • 吸音+拡散体:筒状はヘルムホルツの原理で吸音し、多面体で音を拡散し響かせる

    吸音+拡散体:筒状はヘルムホルツの原理で吸音し、多面体で音を拡散し響かせる

拡散体・吸音体を
取り入れて好みの
音響を設計する

拡散体・吸音体を取り入れて好みの音響を設計する

反射音・フラッターエコーを避けた設計をする

良い音場
・フラッターエコー現象など有害な反響が
 生じないこと
・適度な響き(残響)があること

平行する大きな反射面では
フラッターエコー現象が発生

フラッターエコー現象が発生反射音・フラッターエコーを避けた設計をする
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「音響設計を可視化する」とは

私たちは、空間における音の振る舞いを“見える化”する先進の音響シミュレーション技術を導入し、設計段階から音響品質の高い空間づくりに取り組んでいます。低中〜高周波数帯までをカバーするハイブリッドな解析手法により、実測に近い精度で音響特性を予測。設計意図の検証や最適化を、視覚的・定量的に行うことができます。

波動ベースFEMについて

波としての音の性質を解析する手法で、干渉や回折など複雑な現象を忠実に再現。スタジオや収録室、演奏室など、精密な音響制御が求められる空間で力を発揮します。

幾何音響学について

音を「光のように」捉え、反射や拡散などの経路をシミュレーションする解析手法です。高周波帯域の音の伝播を効率よく計算し、コンサートホールや講堂など大規模空間での響きの最適化に活用されます。

ヴェルドミール柳橋の音響設計データ

ヴェルドミール柳橋の音響設計データ
ヴェルドミール柳橋の音響設計データ
ヴェルドミール柳橋の音響設計データ

実際のシミュレーション音を聞いてみよう!

URLをクリックすると音響設計のフォームに移行します。
画面は360°、回転できます。
この音響シミュレーションシステムは設計時にその空間の様々な場所にて、ポジションを変えてシミュレーションすることが可能です。広い空間や入り組んだ空間などでよりその力を発揮します。
音響設計の度合いもシミュレーションできます。
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オリジナル「KSAパネル」

KSAパネルは、プロ仕様の録音スタジオなどの壁、天井内部に設置されている重低音の 吸音を目的とした吸音トラップの技術を応用したものです。

KSAパネル仕様詳細

パネルの片面が高音域を反射、片面が吸音となっているため、パネルを裏返すことにより お好みに合わせて、自分で自由に音響調整ができます。

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オリジナル「レゾネーター」

木製のレゾネーターは、特定の周波数帯域の音を吸収するために設計されたスリットを備えています。さらに、各部材の組み立て角度を工夫することで、音を効果的に拡散させる構造となっています。このような設計により、吸音と拡散の両方の機能を兼ね備えた音響性能が実現されています。高級感のあるデザインと3種類のカラー展開。

環境スペースの設計施工

空間をみつめ、空間を変え、
地球の音環境を支える「自分」になるために