ドラム室・ドラムの防音工事 ・対策・費用・マンション・部屋のことなら実績3,000以上の環境スペース|サウンドゾーン

ドラム室・ドラムの防音工事

ドラム防音室の価格帯目安

画像をクリックすると、詳細がご覧いただけます。

※↓の表は横スクロールできます。
参考価格帯300万円
340万円
380万円
400万円
1000万円以上

広さ20㎡以上

広さ11㎡

リハーサルスタジオ ドラム室 ドラム室 ドラム室 ドラム室 ドラム室 ドラム室 ドラム室 ドラム室
参考価格帯300万円
340万円
380万円
400万円
1000万円以上

※この価格帯表示はあくまで参考例です。

環境スペースの
ドラム室の
基本価格帯

RC造の場合
仕様 / 面積
6畳 (10.03㎡) 300万円 ~
(税込330万円 ~)
8畳 (13.32㎡) 350万円 ~
(税込385万円 ~)

この価格(費用)は、上記仕様リストの各仕様にて、RC造りの住宅を施工した場合です。(建物の構造体、地域等により変動がある場合があります。)
尚、解体工事・照明器具・サッシ・空調などの金額は含まれていませんので、ご了承ください。オプションにて承ります。
※表示価格(費用)はあくまで目安となっております。

振動の対策もお任せください!

ドラム室・ドラム

ドラム練習室を作る場合に最も重要なことは、外部施設に迷惑をかけず、快適な演奏空間を実現させることです。 近年、専門家に相談せずに設計・建築されたドラム等楽器練習室の苦情処理が多く、これらの苦情に共通する点は、振動の対策をしていないことです。 特に打楽器は、発生音のボリュームを調整できないため、しっかりとした専門業者による設計・施工が必要となります。 環境スペースでは、個人住宅用のドラム練習室からプロのための練習スタジオに至るまで、お客様のニーズに合った楽器演奏空間の設計から、施工まで使いやすく、快適な環境をデザインいたします。

ドラムの防音工事、ドラム室に求められる音響条件

・外に漏れる音、振動が気にならないこと

・外部からの騒音や設備騒音が少なく静かであること

解決策遮音・防振設計について見る>>

・室内が響きすぎたり音質を悪くする反射音が無いこと

解決策室内音響設計について見る>>

1.遮音・防振設計

遮音・防振設計

遮音は、部屋から室外へ漏れていく音と室外から侵入してくる音の両面から考えますが、ドラム練習室の場合は室内で出す音と振動が隣接する部屋や隣戸に迷惑にならないようにすることが重要です。 部屋の遮音性能は、D値という等級で評価されますが、D値と聞こえ方はおおよそ下記表のような関係になっています。 この評価は一般住宅であり、ドラム練習室の場合2ランクほどずれてきます。 隣室の使用条件により必要な遮音性能は変わりますが、D-75~D-65程度が目標値となります。 特に集合住宅などの場合は、打楽器系の音は、かすかに聞こえるだけでも苦情となることもあり、十分な対策が必要となります。

遮音等級と聞こえの関係(一般住宅) 「建築物の遮音性能基準と設計指針」
日本建築学会より

ピアノ・
ステレオ等の
大きな音
遮音等級 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25 D-20 D-15
音の聞こえ方 通常では
聞こえない
ほとんど
聞こえない
かすかに
聞こえる
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
曲が
ハッキリ
分かる
よく
聞こえる
大変良く
聞こえる
うるさい かなり
うるさい
大変
うるさい
※↑の表は横スクロールできます。

遮音等級と聞こえの関係

ドラム練習室
遮音等級 D-75 D-70 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25
音の聞こえ方 通常では
聞こえない
ほとんど
聞こえない
かすかに
聞こえる
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
曲が
ハッキリ
分かる
よく
聞こえる
大変良く
聞こえる
うるさい かなり
うるさい
大変
うるさい
※↑の表は横スクロールできます。

遮音・防振構造概念図

■遮音・防振構造概念図

ドラム練習室で良い室内環境をつくりだすためには、室内の静かさが必要となります。
そのためには外部からの騒音及び内部の設備騒音を防ぐです。
内部の設備騒音の目標は下記に示す表よりNC-20~30程度になります。
また、外部騒音は、建設場所の事前調査が必要となります。

用途別室内騒音の許容値

dBA 20 25 30 35 40 45 50 55 60
NC~NR 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50-55
うるささ

無音感

  非常に静か   特に気に
ならない
  騒音を
感じる
騒音を無視
できない
会話・電話への
影響
    5m離れてささやき声が聞こえる   10m離れて会話可能電話は支障なし   普通会話(3m以内)電話は可能 大声会話(3m)電話やや困難
スタジオ

無響室

アナウンス
スタジオ

ラジオ
スタジオ

テレビ
スタジオ

主調整室

一般事務室      
集会・ホール  

音楽堂

劇場(中)

舞台劇場

映画館

プラネタリウム

ホールロビー    
病院   聴力検査室

特別病室

手術室・病室

診療室

検査室

待合室    
ホテル・住宅      

書斎

寝室・客室

宴会場

ロビー    
一般事務室       重役室

大会議室

応接室

小会議室

一般事務室

タイプ

計算機室

公共建物      

公会堂

美術館

博物館

図書閲覧 公会堂

兼体育館

屋外スポーツ施設(拡)
学校・教会      

音楽教会

講堂

礼拝堂

研究室 普通教室 廊下  
商業建物        

音楽喫茶店

宝石店

書籍店

美術品店

銀行

レストラン

一般商店

食堂
 
※↑の表は横スクロールできます。

2.室内音響設計

(1)室内の響き(残響時間)

「響き」は、音楽に豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると演奏の妨げになります。 また、極端に「響き」の少ない環境では、演奏する音楽に違和感があり、つまらない音になってしまい、快適な環境を得ることができません。 室内の最適な残響時間は、ドラム練習室の場合、やや短めに(デッド)設定します。 また、当社の吊下げ式音響調整パネルKSApanelを使えば、自らお好みの響きに調整できます。

室内の響き(残響時間)

(2)音響障害の防止

快適な音空間を実現するためには、”響き”だけではなく、音質を悪くする反射音を無くすことが必要です。 特に、平行する大きな反射面 がある場合は、音響障害となりますので対策が必要となります。 鏡面などをお使いの場合はご注意ください。

平行する大きな反射面の対策

拡散処理(形状変形) 部屋の形状を変形する拡散体を取り付ける
吸音処理 内装仕上げを吸音構造にする吸音パネルを取り付ける

ドラムに関する施工事例

防音体験ルームのご紹介