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ダンススタジオの防音工事

「防音・防振工事で、快適なダンススタジオを設計・施工」
ダンススタジオの防音工事では、音漏れや振動の問題を解決し、快適な練習環境を実現します。専門的な防音・防振設計により、周囲への騒音を最小限に抑え、集中できる空間を提供します。スタジオの用途や構造に応じた最適なプランをご提案いたします。

ダンススタジオに求められる音響条件

・外に漏れる音、振動が気にならないこと

・外部からの騒音や設備騒音が少なく静かであること

解決策

・室内が響きすぎたり音質を悪くする反射音が無いこと

解決策

1.遮音性能(D値)と室内騒音基準(NC値)

遮音・防振設計

遮音は、部屋から室外へ漏れていく音と室外から侵入してくる音の両面から考えますが、ダンススタジオの場合は室内で出す音や床の振動が隣接する部屋や隣戸に迷惑にならないようにすることが重要です。

空気伝播音は、D値、床衝撃音は、L値という等級で評価されますが、D値、L値と聞こえ方の関係はおおよそ下表のようになっています。 外部の状況、隣室の使用条件により必要な遮音性能は変わりますが、おおよその目標値はD-55~65、L-10~L-30となります。

ライブハウスの音響設計を可視化する

私たちは、空間における音の振る舞いを“見える化”する先進の音響シミュレーション技術を導入し、設計段階から音響品質の高い空間づくりに取り組んでいます。低中〜高周波数帯までをカバーするハイブリッドな解析手法により、実測に近い精度で音響特性を予測。設計意図の検証や最適化を、視覚的・定量的に行うことができます。

遮音・防振設計

幾何音響学について

音を「光のように」捉え、反射や拡散などの経路をシミュレーションする解析手法です。高周波帯域の音の伝播を効率よく計算し、コンサートホールや講堂など大規模空間での響きの最適化に活用されます。

波動ベースFEMについて

波としての音の性質を解析する手法で、干渉や回折など複雑な現象を忠実に再現。スタジオや収録室など、精密な音響制御が求められる空間で力を発揮します。

建築物の遮音性能基準と設計指針

遮音等級 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25 D-20 D-15
音の聞こえ方 通常では
聞こえない
ほとんど
聞こえない
かすかに
聞こえる
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
曲が
ハッキリ
分かる
よく
聞こえる
大変良く
聞こえる
うるさい かなり
うるさい
大変
うるさい

※↑の表は横スクロールできます。 ※日本建築学会より

床衝撃音

重量床衝撃音と軽量床衝撃音

※日本建築学会より

ポイント:ダンスの種類に応じて床材や施工方法を適切に選定します

ダンススタジオの床材は、リノリウムか、サクラやメープルなどのフローリング材を使用するのが一般的です。ダンスのジャンルによって、床の感触やクッション性を最適化させることが重要になります。

例えばHIPHOPなどスニーカーを履いて踊るストリート系のダンスなどは、バレエに比べて摩擦の少ない床材が好まれる傾向にあります。コンテンポラリーやフラのように裸足で踊ることの多いダンスでは、床仕上げ材の感触を重視する方も多いです。

また、床のクッション性も重要なポイントです。
硬すぎる床では、ジャンプやターンなどのパフォーマンスに影響するだけでなく、反発力によって膝や腰を痛めてしまう危険性があります。
床を踏んだ時のたわみや歩行感などは、人によって好みが分かれる部分でもありますので、必要に応じて測定や実験などを行い、オーナー様や講師の先生方のご納得のいく床下地の施工をご提案しております。

計測動画

ダンススタジオなど、床への衝撃を考慮しなければならない場合は、必ず事前に専用の機械を用いて床衝撃音の測定を実施いたします(軽量床衝撃音・重量床衝撃音)。
施工後も同様に測定を行い、性能値が取れているか確認したうえでお引渡しを行います。

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用途別室内騒音の許容値

dBA 20 25 30 35 40 45 50 55 60
NC~NR 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50-55
うるささ

無音感

非常に静か 特に気に
ならない
騒音を
感じる
騒音を無視
できない
会話・電話への
影響
5m離れてささやき声が聞こえる 10m離れて会話可能電話は支障なし 普通会話(3m以内)電話は可能 大声会話(3m)電話やや困難
スタジオ

無響室

アナウンス
スタジオ

ラジオ
スタジオ

テレビ
スタジオ

主調整室

一般事務室
集会・ホール

音楽堂

劇場(中)

舞台劇場

映画館

プラネタリウム

ホールロビー
病院 聴力検査室

特別病室

手術室・病室

診療室

検査室

待合室
ホテル・住宅

書斎

寝室・客室

宴会場

ロビー
一般事務室 重役室

大会議室

応接室

小会議室

一般事務室

タイプ

計算機室

公共建物

公会堂

美術館

博物館

図書閲覧 公会堂

兼体育館

屋外スポーツ施設(拡)
学校・教会

音楽教会

講堂

礼拝堂

研究室 普通教室 廊下
商業建物

音楽喫茶店

宝石店

書籍店

美術品店

銀行

レストラン

一般商店

食堂
※↑の表は横スクロールできます。

遮音・防振構造概念図

遮音・防震構造構造図

ダンススタジオでは、振動を伝搬させないような床の防振構造が必要不可欠となります。
また、壁・天井に入射した音が物体内を伝搬し隣室に放射する音(固体伝搬音)があるため壁・天井の遮音・防振構造(浮遮音層)が必ず必要となります。
苦情の多いダンススタジオでは、防振構造が無いところが非常に多く問題となっています。たとえば、地下室につくるので壁の遮音層はいらないと考えがちなのですが、それが致命傷になってしまう場合があります。また、市販のダンス用、体育館用システム床を使用する場合、使用方法を間違えると現在のスラブより性能が低下し問題となる可能性もありますので十分な注意が必要です。

2.室内音響設計

(1)室内の響き(残響時間)

響きは、音楽、会話に豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると室内の騒々しさやレッスンの会話に支障があります。鏡面が全面反射性になってしまうため、室内の残響時間は、できるだけ短いほうが良いと思われます。また、当社の吊下げ式音響調整パネルKSApanelを使えば、自らお好みの響きに調整できます。現在、響きすぎて困っている場合や、拡声器を使いレッスンすると、ハウリングでスピーカの音量が上げられず困っている場合も現状の仕上げをいじらずに音響調整ができます。

KSApanel

(2)音響障害の防止

快適な音空間を実現するためには、“響き”だけではなく、音質を悪くする反射音を無くすことが必要です。平行する大きな反射面がある場合は、音響障害となりますが、ダンススタジオの鏡面は大きな反射面となりますので、鏡に対抗する壁面には、何らかの対策が必要です。

平行する大きな反射面の対策

拡散処理(形状変形) 部屋の形状を変形する拡散体を取り付ける
吸音処理 内装仕上げを吸音構造にする吸音パネルを取り付ける
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ダンススタジオを開設・運営する上で、近隣への騒音対策やスタジオ内部の音環境は非常に重要な課題です。
遮音・防振だけでなくの注意点、実際の施工事例についてご紹介します。

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