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DTM/DAW STUDIOの防音工事

「深夜の制作でも、音に没頭する瞬間も、気兼ねなく自由に、クリエイティブに」
DTM/DAWの防音工事では、遮音性能と音響設計のバランスはもちろん、空間そのものの美しさや居心地の良さも大切です。 私たちは、部屋の形状やライフスタイルに合わせて、響きとデザイン性を両立したプライベートスタジオを専門技術でご提案。 繊細な音のディテールを正確に捉えられる静けさと、制作意欲を引き出す空間づくりを、ひとつひとつ丁寧にかたちにしています。
DTM/DAW STUDIOの防音工事

DTM/DAWの施工のポイント

・外に漏れる音、振動が気にならないこと

・外部からの騒音や設備騒音が少なく静かであること

解決策

・室内が響きすぎたり音質を悪くする反射音が無いこと

解決策

1.遮音・防振・音響設計

遮音・防振設計

遮DTM/DAW環境では、遮音と音響のバランスが作品の仕上がりに直結します。外部への音漏れを抑える遮音性能と、モニター精度を支える整った音響環境は、小さな空間ほどシビアな設計が求められます。 私たちは「計量証明事業所」として正式に登録されており、環境計量士が数値に基づいた最適な遮音構造を設計。 こだわりの制作スタイルや音の好みに寄り添い、空間の性能をミリ単位でカスタムすることで、あなただけの理想的な音環境を実現します。

DTM/DAWの音響設計を可視化する

私たちは、空間における音の振る舞いを“見える化”する先進の音響シミュレーション技術を導入し、設計段階から音響品質の高い空間づくりに取り組んでいます。低中〜高周波数帯までをカバーするハイブリッドな解析手法により、実測に近い精度で音響特性を予測。設計意図の検証や最適化を、視覚的・定量的に行うことができます。

遮音・防振設計

幾何音響学について

音を「光のように」捉え、反射や拡散などの経路をシミュレーションする解析手法です。高周波帯域の音の伝播を効率よく計算し、コンサートホールや講堂など大規模空間での響きの最適化に活用されます。

波動ベースFEMについて

波としての音の性質を解析する手法で、干渉や回折など複雑な現象を忠実に再現。スタジオや収録室など、精密な音響制御が求められる空間で力を発揮します。

建築物の遮音性能基準と設計指針

ピアノ・
ステレオ等の音
遮音等級 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25 D-20 D-15
音の聞こえ方 通常では
聞こえない
ほとんど
聞こえない
かすかに
聞こえる
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
曲が
ハッキリ
分かる
よく
聞こえる
大変良く
聞こえる
うるさい かなり
うるさい
大変
うるさい

※↑の表は横スクロールできます。 ※日本建築学会より

遮音設計では、直接音だけでなく、壁・床・天井に入射した音が物体内を伝搬し隣室に放射する音(固体伝搬音)があるため遮音・防振構造(浮遮音層)が必要となります。また、モニタースピーカーの振動を伝搬させないような床の防振構造が必要不可欠となります。

壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)

壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)

防音室は振動を伝搬させないような防振構造が必要不可欠となります。その他、音が抜ける場所(空調・照明・電源等)を抑制処理ししていきます。ここに環境スペースの物理学に基づく知識と経験のノウハウが求められます。

DAWルームでは、防音性能はもちろんのこと、制作した音源を正しくモニタリングできるように
室内の静かさを保ちつつ適切な音響設計を行うことが必要になります。
外部からの騒音及び内部の設備騒音を抑えることが重要です。 場所の事前調査が必要となります。

快適な防音室は室内の静けさも必要です。

用途別室内騒音の許容値

防音室で良い室内環境をつくりだすためには、室内の静かさが必要となります。そのためには外部からの騒音及び内部の設備騒音を防ぐことです。
内部の設備騒音の目標は下記に示す表よりNC-20〜30程度になります。また、外部騒音は、建設場所の事前調査が必要となります。

dBA 20 25 30 35 40 45 50 55 60
NC~NR 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50-55
うるささ

無音感

非常に静か 特に気に
ならない
騒音を
感じる
騒音を無視
できない
会話・電話への
影響
5m離れてささやき声が聞こえる 10m離れて会話可能電話は支障なし 普通会話(3m以内)電話は可能 大声会話(3m)電話やや困難
スタジオ

無響室

アナウンス
スタジオ

ラジオ
スタジオ

テレビ
スタジオ

主調整室

一般事務室
集会・ホール

音楽堂

劇場(中)

舞台劇場

映画館

プラネタリウム

ホールロビー
病院 聴力検査室

特別病室

手術室・病室

診療室

検査室

待合室
ホテル・住宅

書斎

寝室・客室

宴会場

ロビー
一般事務室 重役室

大会議室

応接室

小会議室

一般事務室

タイプ

計算機室

公共建物

公会堂

美術館

博物館

図書閲覧 公会堂

兼体育館

屋外スポーツ施設(拡)
学校・教会

音楽教会

講堂

礼拝堂

研究室 普通教室 廊下
商業建物

音楽喫茶店

宝石店

書籍店

美術品店

銀行

レストラン

一般商店

食堂

※↑の表は横スクロールできます。

建物や室内の騒音レベルを示す数値(NC値)の測定

●NC値とは
建物や室内の設備から発生する騒音レベルを示す等級で、NC値が小さいほど静かであることを示します。
●室内騒音の代表的例
空調機、照明、水回り等の環境騒音と、建物外部から入ってくる騒音があります。

建物や室内の騒音レベルを示す数値(NC値)の測定

2.室内音響設計

(1)室内の響き(残響時間)

響きは、音楽などに豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると演出の妨げになります。 また、極端に響きの少ない環境では、普段の生活空間と異なって、耳に圧迫感を感じるなど、快適な環境を得ることができません。
室内の最適な残響時間は、音楽のジャンルにより異なります。 クラッシック・アコースティックな音楽では、やや長め(ライブ)、ロックや講話などでは短めに(デッド)設定します。
また、用途が多目的の場合は、やや短めに設定し、長くしたい場合は、当社の吊下げ式音響調整パネルKSApanelを使えば、自らお好みの響きに調整できます。 現在、響きすぎて困っている場合や、ハウリングでスピーカの音量が上げられず困っている場合も現状の仕上げをいじらずに音響調整ができます。

KSAパネル使用イメージ

(2)音響障害の防止

演奏しやすく、高音質で快適な音空間を実現するためには、“響き”だけではなく、音質を悪くする反射音を無くすことが必要です。特に、平行する大きな反射面がある場合は、音響障害となりますので対策が必要となります。

平行する大きな反射面の対策

拡散処理(形状変形) 部屋の形状を変形する拡散体を取り付ける
吸音処理 内装仕上げを吸音構造にする吸音パネルを取り付ける
   
DTM/DAWの施工事例代表例 SELECTION
private studio- A house
private studio- S house
MUSIC studio|野中”まさ”雄一
vocal room |玉屋2060%
施工事例 ALL

DTM/DAW STUDIOを開設・運営する上で、近隣への騒音対策やDTM/DAW STUDIO内部の音環境は非常に重要な課題です。
遮音・防振だけでなくの注意点、実際の施工事例についてご紹介します。

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