soundAdmin | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン - Part 12

防音工事、防音室、騒音対策のことなら

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GWを過ぎると、もう初夏を感じる季節ですよね。

窓を開けると気持ちの良い風を感じ、夏の湿気が本格化する前のさわやかなひと時、個人的に大好きな時期です。

少し早いですが、夏の音と言えば、どんなものを想像しますか?

波、花火、風鈴など癒しの音、またお祭りやビールの音、セミの声など、たくさん想像できますね。

あるいは、蚊、雷、夕立など、一般的には嬉しくない音も多いかもしれません。

本日は、せっかくなので癒しの効果がある音について、お話できればと思います。

「波の音」は、癒やしの音

夏の音と言えば、あのザザーンという「波の音」について、好きな方が多いかと思います。

ゆったりと寝そべりながら、波の音を聞いていたいですね。

ずーっと聞いていられますし、そのうち眠ってしまうことも…。

波の音のような「水」の音は、聴覚を利用した「癒し」のカテゴリーの ひとつだと言われています。

水の音を聞いていたら、なんとなく落ち着いた…という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ヒーリングミュージック」と呼ばれる音楽カテゴリーでは、水音が大切な役割を果たしています。

水は人間の身体にとって、最も基本的な物質のひとつですし、波の音や川のせせらぎは、母親の胎内の音に似ているとも言われています。

その同じリズムで海岸に打ち寄せる、波の音に耳を傾けていると、心の不安やイライラを取り除き、だんだんと穏やかな気分になりますよね。

実は「1/fゆらぎ」と言われる、リラックス効果が含まれているからなんです。

1/fとは、「規則的なもの」と「不規則的なもの」が調和した状態

「1/fゆらぎ」のfとは振動数、あるいは周波数のことで、英語のfrequencyの頭文字のfからきているものだとか。

「パワー(スペクトル密度)が、周波数fに反比例するゆらぎ」のことを言うそうですが、もう少し簡単に言うと、一定の様でいて、実は予測できない不規則なゆらぎの事を言います。

波音に加え、小鳥のさえずり、雨音、電車の揺れ、キャンドルの炎の揺れ、等々。

「規則的なもの」と「不規則的なもの」が調和した状態、日頃感じている「癒し」には、この「1/fゆらぎ」のメカニズムが大きく関わっているそうですよ。

変わったものでは「木目」も「1/fゆらぎ」効果があるそうです。

よくよく考えてみると、木目調の空間だと落ち着きますよね。

カフェなどでも、木の造りだとリラックス出来そうな雰囲気がしますよね。

暖かく柔らかい印象もたらすそう。

お休みの日に、自然に触れ合うと元気になりますよね。

世の中は1/fで溢れている

さて「音」に戻ると、人の声にも一万人に一人の確率で、この「1/fゆらぎ」を持つ人がいるそうです。

歌手の宇多田ヒカルさん、美空ひばりさん、小田和正さんなど。

ヒット曲にも、その声が出ていることが多く、これは生まれ持ったものだそうです。

改めて聞いてみると、確かに心地よい声なのは間違いなさそうです。

以前ブログでご紹介した、『モーツファルトを聴くと、花粉症が良くなる』の記事と同様に、モーツァルトの楽曲の高周波にはリラックス効果がある、という話と似ています。

α波が出て、心地よく感じる。自律神経を整えてくれるんですね!

一般的にクラシック音楽には、「1/fゆらぎ」が多く含まれている楽曲も多数あります。

クラシック音楽を聴くと眠くなってしまう時があるのは、それも一因かもしれないですね(笑)

人の声は、男女とも16歳ぐらいで声変わりし、その後何も意識せずに過ごしていると、80歳ぐらいで男女の声の差はなくなるんだとか!

ちなみに身長の高さと声のトーンは、ほぼ反比例します。

最近は女性の平均身長が高くなったことから、低い声の女性が増えたともいえます。

また、男性的な言葉遣いを続けていると、無意識に声のトーンは低くなるそうです!

逆に、女性らしい人に囲まれていると、声が高くなるというデータも。

環境によって人の声の高さが変わるとは、驚きを隠せません。

声は使えば使うほど磨かれていくものだそうなので、意識して磨いていきたいものです。

音楽の癒しの効果を上手く利用して、ストレスの多い世の中を、渡っていけたらいいですね。

Soundproofing-work

今回は「防音工事会社をどうやって選べばいいのかな」と悩んでいる方に、環境スペースが考える、『防音工事会社の選び方』をお伝えできればと思います。

  • ・そもそも、防音工事って何?とお思いの方。
  • ・ピアノを自由に弾ける部屋が欲しい!
  • ・ドラムを思い切り叩きたい!
  • ・ライブハウスを作りたい!

様々な想いがあると思います。

既存の防音室を置くのでは、ちょっと…。でも防音工事をするのは不安…と思ってらっしゃる方、どうやって防音工事の会社を選べばいいのか、そもそも専門的な内容なので、本当にその業者で大丈夫なのか…心配ですよね。

以前の防音工事で失敗してしまったので、今度は慎重に選びたい!と弊社にご相談に訪れるお客さんが一定数いらっしゃいます。

まず、皆さまに先にお伝えしておきたいのは、『100%防音することは不可能』ということです。

「完全」防音と謳う会社さんや一般の建築業者に頼むのは控えましょう。

音は完全になくすことができず、人が認識しづらい音圧レベルまで下げることによって聞こえにくくするものです。

防音に対する専門的な知識と高度な技術が必要なため、近所の工務店ではそのノウハウが備わっていません。

親身になってヒアリングをしてくれる上にレスポンスが早い

これは基本中の基本です。

お客様のご要望が伝わっていなければ、思い通りの防音室が完成しません。

ご相談しやすい、話やすいお人柄の担当者の方であれば安心ですね。

万一のトラブルの時も誠実に対応してくれるかどうかも見極めてくださいね。

また、やり取りのスピードも大切な要素です。

事前調査をしっかりする

音は環境によって周辺の音のレベルが変わります。

どのような構造にすれば防音が可能かと言うことを、お客様の環境に合わせ、営業・設計・制作の全ての観点から最善のご提案をしなければなりません。

そのため建物の構造や間取り、家の周りの騒音など、周辺環境を綿密に調査する必要があります。

この事前調査・測定をしっかりと対応してくれる業者さんかどうかも確認してくださいね。

防音実績の多い業者さんを選ぶ

経験豊富な防音工事業者さんの方ですとトラブルの発生率が低く、また発生したとしても下請け業者さんとの意思疎通ができており、スムーズに対処してくれます。

ショールームなどをお持ちの会社さんも多いので、実際に足を運んでいただき、どのような防音室を手掛けてきたのか、ご自身のイメージ通りか、音は本当に聞こえないのか、など確かめてみるのが一番です。

もちろん1社だけでなく、複数の防音工事会社に見積もりをしていただき、どの業者さんが信頼できるかどうか、ご判断くださいね。

金額の安い業者さんが、必ずしも一番良いというわけではありません。

防音工事』という高いお買い物になるので、結局は満足する防音室に仕上がらないと作って良かった!とは思えません。

注目すべき点(ご参考)

  • ・家
  • ・場所
  • ・防音室にしたい部屋の間取り
  • ・見えない配管
  • ・床
  • ・天井高

お客様の環境全てを考慮した上で、一番納得のいったプランをご提案してくれた業者さんが、最もふさわしいのではないかと思います。

環境スペースの防音工事

お客様に快適な音楽空間を提供するために、建物の構造やお部屋に最適な遮音性能・音響性能を適用し、音の専門家によるノウハウと技術で、しっかりとサポートいたします。

ピアノ室やドラム室、ホームシアターなどの個人宅の防音工事はもちろんのこと、音楽スタジオ、騒音対策、病院などプロ仕様の防音工事まで、携わってまいりました。

3,500件越えの実績に基づき、多くのお客様のご相談にも乗らせていただいております。

ぜひご希望を聞かせていただければと思いますので、お気軽にご相談ください。

home

本日は、ご自宅に防音室を作ろうか迷っていらっしゃる方に、演奏以外の活用法について一緒に考えていければと思います。

ご自宅に防音室を作りたい!と考えている方は、ほとんどの方が家で楽器を弾く用途で、考えているかと思います。

実際、商用以外の弊社にお問い合わせでは、ピアノやドラムの防音室のご相談が多いです。

よくあるご質問

  • ・音楽を仕事とされている方はもちろん、お子様が音楽の道を目指している、という用途でご自宅に防音室を作りたいお客様は、お子様が巣立った後、利用することがあるのか?
  • ・自分たちは音楽を嗜まないのに、自宅に作る必要はあるのか?
  • ・高い費用をかけて、音楽をするための部屋を作るのに、その投資は果たして回収できるのだろうか?

悶々と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

楽器から切り離して考えてみる

まず一番に考えられるのがシアタールームに変更するという案ですね

映画やオーディオ好きの方なら、好きな音量で好きな時間に楽しめる、趣味のお部屋にぴったりです。

趣味、という観点で考えるならば、カラオケルームなどにも変更可能ですね。

お友達を誘って、ご自宅で思い切り熱唱できる!これも晩年の趣味には最高ではないでしょうか。

ストレス解消にもなりますね(笑)

実は楽器を弾く以外の防音室の二次利用としては、カラオケルームが最多のようです。

私も自宅にあったら嬉しいです!

防音室内の広さにもよりますが、ダンスホールのように利用するのもいいですね。

振動も隣接住戸に響かず、外に漏れないので、気にせず思い切り踊れる!

お子様がいらっしゃるお宅では「防音室では好きなだけ騒いでいいよ」という環境があれば、お子様も喜びますね。

大好きなジャンプもし放題(笑)

こちらも皆さんストレスフリーですね。良い活用法ではないでしょうか。

防音室を作られたお客様から教えていただいた活用方法

他、お客様が防音室をつくった後に気付いた「意外な利用法」をまとめてみました。

  • ・静かなので、読書に利用できる
  • ・1人になりたい時に籠れる
  • ・電話の音量を気にせず会話することができる
  • ・大好きなアーティストの音楽を大音量で聴く
  • ・オンライン配信を行う
  • ・テレワークの場にする

意外と嬉しい利用法があります。

音が遮断されるので、勉強などの自習室のような利用もおすすめです。

お仕事のプレゼンの練習や、外国語の習得の練習など、防音室で取り組むと、集中力も増しそうですね!

そして住んでみると気付くそうですが、防音室は断熱性と気密性が高い性質上、冬でも暖かい反面、夏は暑いそうです。

しかし一度冷房を入れると、すぐに冷えて温度は一定に保たれるんだとか。

暖房ももちろん同様です。

一般の住宅環境だとそうはいかないので、これを利用する手はないと言うことで…。

冷房であれば、夏場はすぐに冷えるので、ここ数年の夏の暑さの避難所にもなりそうですね。

個人的には冷えていて欲しいビールや、溶けやすいけど保管場所に困るホールケーキなどの置き場所にも使いたいですね。

そして自分たちではあんまり利用しなくなってしまった…、という方。

防音室のレンタル利用をおすすめします。

意外と利用したい方はいらっしゃるそうなので、時間貸しをしてみることもいいですね。

最終的にはそんなことも考慮して、ご自宅の玄関近くの部屋を防音室にする方も。

なんだか、どんな風に利用するのかを考えるだけでワクワクしますね!

環境スペースの防音室

環境スペースの防音室は、こだわりのデザイン性と最適な遮音・音響性能でご満足いただける防音室をお客様に提供いたします。

一見、防音室だとは分からないようなデザイン性のあるお部屋に仕上げることも可能です。

お部屋の広さ、環境、ご予算に合わせて、オーダーメイドで施工するため、様々な用途にご利用いただけます。

「今なら防音室は必要だけど、すぐに必要なくなっちゃうかも…」「高いお買い物になっちゃうかな…」とお悩みのあなた!

ぜひ一度、環境スペースの体験ルームまで遊びに来てください♪

実際に防音効果を確かめたい方や防音リノベーションを検討されている方は、ぜひお問合せください。

Drums

いよいよGWが近づいてきましたね!

今年は最大10連休。

遠方にお出かけの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて本日は弊社でピアノの次にお問い合わせが多い、ドラム防音対策や防音工事について、お話をさせていただきます。

ドラムの防音工事は難しい

ドラムと言えば、好きなミュージシャンに憧れて、あんな風に格好良くリズミカルに打ってみたいなー、と思われる方も多いのではないかと思います。

今現在もドラムを叩く方は、昔バンドを組んでいて、お仕事や趣味でドラムを叩いていらっしゃる方などが多いのではないでしょうか?

そして一番問題なのが、家では練習が難しいこと。

ドラムは、どうしても大きな音が出てしまうので、家ではかなり慎重にならざるを得ませんよね…。

そもそも音とは、一般的には「振動」のこと。

空気・空間を伝わっていき、壁や床からも感じることができます。

ドラムの場合、特有の「振動」が大きな「騒音」の原因になってしまうことが多いんです。

それでも家で練習したい方は、叩いた打音が床に直接伝わらないように防音対策をしっかりとしましょう。

特にペダルの踏み込みは床を踏み鳴らしているのとあまり変わりません。

ペダル本体にも、しっかりとした防音対策を

ドラムには衝撃を吸収させるような、消音パッドがおすすめです。

特に踏み込みの強い方は、2枚敷きも検討したほうがいいでしょう。

また、部屋の中で防音性能が最も弱い箇所は『窓』です。

窓は家の壁や床や天井より薄く、外に面しているため、外からの音も中からの音も漏れてしまいます。

窓が付いている部屋でどうしてもドラムを叩く必要がある場合は、吸音素材のグラスウール等を詰めるなど対策をしましょう。

防音カーテンなどで遮断も必須です。

ちなみに「電子ドラムで練習するから大丈夫!」とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、ドラムの場合「振動対策」がかなり重要ですので、生ドラムと同じように対策をしなくてはいけません。

しかし正直なところ、特にドラムの場合、防音対策には限りがあります。

ドラム室に求める環境条件を考える

家での練習を想定すると、やはり防音室を設置するしかないように思います。

手軽に設置できるBOXタイプの防音室をお考えになる方も多いとは思えます。

費用も安価なものが多く、設置も簡単ですが、演奏時に圧迫を感じたり、結局音漏れが気になることもあるとか。

特にドラムの場合、演奏スペースもある程度確保する必要がありますね。

環境スペースのドラム防音室は、しっかりとした振動対策を行い、日常生活でのドラム演奏では、ほとんどクレームが生じないレベルです。

ドラム室に求める環境条件は以下のとおりです。

  • ・外へ漏れる音や振動が問題にならないこと
  • ・外部からの騒音や設備騒音が少なく、静かであること
  • ・室内が響きすぎたり、音質を悪くする反射音がないこと

ドラム室の場合は、室内で出す音が、振動が隣接する部屋や、隣戸に迷惑にならないようにすることが最も重要です。

打楽器系の場合は、わずかな音でも苦情になることがあるので、十分な対策が必要です。

弊社の防音室は、オーダーメイド施工のため、さらにご要望に沿い、お客様に最適なプランをご用意いたします。

オプションも、観音開き入口扉、鋼製防音ドア、防音サッシ(掃き出窓、腰高窓)フローリング、エアコン、照明器具、ピクチャーレールと吸音パネル等、各種対応いたします!

その他天井、床等のお部屋に合わせた特別仕様など、お好みのデザイン施工も可能です。

防音工事は、せっかく高い費用を払っても、思うような仕上がりでないと、結局は満足できません。

納得の仕上がりにするためにも、あなたにとって信頼できる防音工事の会社を探してみてくださいね。

弊社「環境スペース」も少しでもお手伝いができると幸いです。

baseball

先日、イチロー選手が引退されました…。

東京ドームでの引退試合、観客、選手共に総立ちで本当に感動的でした。

今後の人生の活躍を陰ながら応援しております。

ところで、東京ドームのような屋根付きの競技場が増えたのには、色々な理由があります。

今回はスポーツに必ず使われるドームやスタジアムについて考察していきます。

屋根は雨だけでなく音響にも役立つ

屋根といえば、まず一番に考えられるのが、雨天時・荒天時も観戦可能だということです。

これは、随分助かりますよね!

試合が中止になることもなければ、暑さ・寒さ対策にも一役買ってくれます。

新国立競技場も屋根付きでしたね。

真夏のオリンピックの安心材料にもなりますよね。

また、屋根があることによって、音漏れが軽減されることも想像できます。

そして、実は「屋根」に音響効果があるのはご存知でしたか?

音は上に響いていくことは知っている方も多いとは思いますが、「応援の声を反響させる」効用もあるのです。 

屋根に反響した応援の声は倍になって競技場に広がり、 観客の気持ちをさらに動かし、選手の気持ちも盛りたててくれます。

屋外スタジアムだと外に抜けてしまう音も、ドーム型だとまた違う効果を生み出します。

しかし競技場としてのドーム設計だと、音響効果はあまり良くなく、東京ドームで音楽コンサートを開くと音が割れる、場所によって聞こえが全然違う、と言われてきました。

その反応を受けて、2016年3月に最新音響システムを導入し、バックスクリーン側にメインスピーカーとして最新のラインアレイスピーカー22台を設置するなど、ライブ会場などで使用されている最新システムに変更しました。

そのおかげで、音の遅延低減均一な音場など、快適な音響環境を提供することが可能になったそうです。

最新の技術で、音響環境をカバーできた良い例ですね。

現在はたくさんのアーティストが「ドーム公演」として、東京ドームを使用しています。

また、サッカーで有名な日産スタジアムは、屋外型ですが、席の上部に屋根が付いており、かなりの席が屋根にカバーされています。

その為、かなり低層席ではないと雨の影響を受けず、丸みを帯びた形も音響上考えられて設計されているそうです。

soccer

 良い音場環境は、感動を巻き起こす

今年開催されるラグビーワールドカップや、来年度の東京オリンピックも、最大の感動を味わうため、最高の音響環境で体感したいものです。

こうやって考えてみると、スポーツと音楽は深い結びつきがあるように感じます。

そもそもフィギュアなど音楽を使う競技は別にしても、野球やサッカーなどは、入退場に音楽を使用していますし、テーマ曲や応援歌などは、選手や観客の気持ちを盛り上げるために、たくさんの競技で使用されています。

競技前の精神統一リラックス効果のためにも、音楽を聴いて自分の世界に浸る選手も多いですよね。

音楽はスポーツ選手にとってもかけ離せないものです。

競技場に響き渡る音楽や音が、音響設計によって、さらにそのスポーツに良い効果を生み出してくれることを願っています。

環境スペースでは、音響のプロが在籍しており、設計から取り組めますので、音に関するどんなご相談でも受け付けます。

個人宅からプロ仕様の防音工事、音響測定まで、ぜひご希望をお聞かせください。

気持ちの良い季節になってきたので、これから外出が楽しみになってきました。

花粉の飛散がまだ気にはなりますが(笑)

積極的にスポーツ観戦にも出かけたいと思います。

来年のオリンピックに向けて、日本でもスポーツをさらに盛り立てて行きましょう。

train

いよいよ新年度。4月の始まりですね。

新しい元号「令和」も決まり、なんだかワクワクする時期ですよね。

新しい環境がスタートする方・した方もたくさんいるのではないでしょうか。

4月から新しい駅を使用される方も多いですよね。

新年度最初のブログは、そんな駅に関する『音』の興味深い話からお伝えさせていただければと思います。

音も「バリアフリー」か「ユニバーサルデザイン」かで異なる

弊社『環境スペース』がある山の手線恵比寿駅の発車の音は、映画『第三の男』という映画の曲で、その後エビスビールのCMに使用されたことから、恵比寿駅の発車の音になりました。

ディズニーランドのある舞浜駅では、ディズニーソングが使われているのはご存知の方も多いはずです。

サザンオールスターズの桑田さんの出身地でもあり、よく曲中に地名が使われる茅ヶ崎駅では、サザンの曲が使われていますね!

駅では電車のベルや構内アナウンス、エレベーターの到着音など異なる様々な音が存在していますが、それらをトータルで考え、「音のバリアフリー」に役立てているそうです。

建物や道路などでは、「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」が一般的に浸透していますが、音にもそういった役割を期待する声も高く、実際に様々な取り組みも行われています。

ちなみに「バリアフリー」とは、障害のある人や高齢者が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去(フリー)すること。

社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的な障害を除去することを指します。

一方「ユニバーサルデザイン」は、あらゆる年齢、体格、能力の人が利用可能であるように、製品や建築、空間、サービス等をデザインしようとする試み、と定義されています。

初めの段階から、最大可能なように、できるだけ全ての人々に利用しやすいデザインすることをいうのです。

意外と間違えやすいこちらの2つの言葉、なんとなく違いが分かりましたでしょうか?

音響技術の向上によって、高齢者や障害者への対応がより円滑になった

駅の音に戻ります。

駅でよく聞く「ピーン、ポーン」という少しゆったりとしたチャイム音、何気なく聞き流している方も多いはず。

実は繰り返し流れているこの音、目が見えない人を、安全に建物の入り口などに誘導するための安全装置なのです。

道路に設置されている音響式信号機と同じ役割を持ち、「盲導鈴」「誘導用電子チャイム」などと呼ばれています。

「駅の改札ですよ!」というサインだったんですね。

そして駅だけではなく、空港ターミナルや市役所、病院など、不特定多数の人が出入りしている比較的大きな公共施設にも設置されています。

首都圏の駅では、大体30秒から1分の間隔で定期的に流れているのだそうですよ。

身の回りでも、給湯器も「お風呂が沸きました」などの声でお知らせしていたり、架電製品では、メロディーでお知らせをしてくれるものがたくさんありますよね。

家の中でも、外でも「音」が知らせる役割は、多岐に渡っていると感じることが多いです。

やはりこういった「音」によるバリアフリー化も、技術の進歩があってこそ。

以前からあった音声合成技術は、音質が悪かったのですが、現在では極めて高音質な「音」を様々な機器に搭載することが可能になりました。

それに加えて、バリアフリーやユニバーサルデザインの認知度の高まりによって、高齢者や障害者への対応が当たり前となり、現在のように報知音音声案内が一般的となりました。

もうひとつ、駅に関する豆知識を。

多くの駅では電車の方向によって、アナウンスの声を男女で使い分けているそうですよ。

1番多いのが、上りが男性、下りが女性の声というパターンなんだそうです。

皆さんも、使用される駅で聞き分けてみてくださいね。

つい視覚で確認してしまう私は、今度から聴覚をフル活用して、判断できるようにしたいと思います。

駅の音に関するお話、いかがでしたか?

環境スペースでは、音の専門家がたくさん在籍しているので、もっと面白い話が聞けるかもしれないですね。

hometheatre

アカデミー賞・作品賞を含む三部門にて受賞した映画「グリーンブック」。

皆様はもうご覧になりましたか?

黒人ピアニストと白人ドライバーの2人が繰りなす、感動の実話です。

1960年代のアメリカの人種問題がクローズアップされている本作ですが、良くも悪くもその描写について、様々な議論が沸き上がっているようですね。

個人的には、劇中で使用されているスタンウェイのピアノの音色がとても美しく印象的でした。

ぜひ皆さんもご覧になってみてください。

弊社1Fイベントスペースにあるピアノもスタンウェイです。

やはりお客様や演奏家の皆さまにも大好評です。

妥協のない品質水準を追求するスタンウェイのピアノは、時代を超えて、世界中から愛されています。

ホームシアターには音響環境が重要

さて、弊社にご相談いただくお客様の中でも、「映画館のように家で映画を観たい」や「ホームシアターが夢だった」と言われる方が沢山いらっしゃいます。

実はスピーカーの良し悪しよりも、映画館やお部屋の造りの方が重要です。

ホームシアターは音場環境が重要なのです。

環境スペースの『ホームシアターにおける音響条件

  • ・外へ漏れる音、振動が問題にならないこと
  • ・外部からの騒音や、設備騒音が少なく静かであること
  • ・室内が響きすぎたり、音質を悪くする反射音がないこと
  • ・映像が見やすく、くつろげる空間であること

せっかくのシアタールームは迫力のある音量で楽しみたいですよね。

遮音設計では音だけではなく、壁や床、天井に、入射した音や振動を伝搬させないような構造が必要不可欠です。

弊社ではしっかりと音の測定をいたします。

せっかくホームシアターを造ったのに、思ったような音響効果が得られない場合も承ります。

快適な音空間を実現するためには、「音質を悪くする反射音をなくす」などの音響障害を取り除く対策が必要です。

スピーカーの置く位置なども、音の聞こえ具合に大いに影響します。

反射面を考え、配置する必要があります。

弊社お客様の声はコチラ

照明の明るさや壁の色にも注意

映像の質を上げるため、スクリーン周辺の壁や天井は反射しない材質を選び、暗い色にします。

暗い色が相応しいため、映画館の壁は黒やグレーがほとんどなのです。

お客様の中には映画以外の用途もあり、明るい色を選ぶ場合もありますが、反射への懸念はしっかりとお伝えしています。

天井の照明の映り込みにも配慮し、映像機器の音や熱にも注意します。

音質の良いホームシアタールームを造るには、かなり細かい調整が必要になるのです。

最近は専門家に相談せずに設計・建築されたシアタールームも多く、使う途中で音漏れが気になってしまい、思うような音量で楽しめないケースもお聞きします。

結局、後から改修されている方も少なくありません。

環境スペースではプロ用スタジオ設計の技術店舗設計のデザイン性を生かし、家庭用リビング兼用のホームシアターから本格的なシアタールームまで、用途にあったご要望を明確にデザインいたします。

そしてお客さまの気になる点やご希望をしっかりと聞かせていただき、納得のいくまでご説明いたします。

「グリーンブック」をホームシアターで楽しめたら最高ですね。

夢の実現のご相談、ぜひお待ちしております。

先週より気温が高い日が多くなり、春の訪れを感じる今日この頃。

暖かくなって嬉しい反面、いよいよ花粉症の季節が到来します。

モーツァルトの音楽は花粉症に効果的

花粉症の方にとっては、本当につらい時期ですね(涙)

花粉症は日本人の4人に1人、都内では2人に1人は花粉症だと言われるほど、「国民病」として広く認知されています。

花粉症の症状で一般的なのは、鼻水が止まらない、目が痒い、くしゃみが止まらない…など。

症状がひどいと仕事にも集中できず、本当にツライですよね。

演奏家の皆さんの中にも、悩まされている方もたくさんいらっしゃると思います。

さて花粉症と音楽の関係と言えば、モーツァルトを聞くと、花粉症が良くなるといった話を聞いたことはありませんか?

実はモーツァルトの楽曲の高周波が副交感神経に作用し、花粉症の症状が和らぐんだそうです。

にわかには信じがたい話ですが、科学的に証明されているようです。

音で改善する身体のメカニズム

もともと花粉症の原因は、免疫物質の低下により起こる炎症なんですが、ストレスや睡眠不足など、心身の不調も花粉症を引き起こす要因の1つと言われています。

免疫が高まっている状態だと、花粉症の症状も出にくくなります。

モーツファルトを聴くことにより、自律神経のバランスが整ってストレスの緩和に繋がるのです。

ストレスの緩和が、花粉症の改善に繋がります。

ではなぜモーツァルトの曲だけが効果的なのでしょうか。

モーツァルトの曲は3500ヘルツ以上の高周波を含む楽曲が、比較的多いことが理由だそうです。

高周波音は脳を活性化し、脳内ホルモンの分泌を活発にすると言われています。

せき髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激し、その結果として生体機能に良い影響を及ぼします。

これが「モーツァルト効果」といわれるものです。

モーツァルトの音楽は人にプラスの効果があると言われ、現在もその魅力と効果を突き止めるために、世界中の医学者や科学者たちが研究を続けています。

人それぞれ好みがある中で、モーツァルトの音楽は、大多数の人に受け入れられやすいと言えるのでしょう。

それにしてもモーツァルトは本当に偉大ですね。

モーツァルトの他にも見込める!リラックス効果

さてモーツァルトだけではなく、リラックス効果のある音楽を聞くことによっても、ストレス緩和に結びつきます。

一般的に「音楽療法」と言われるものです。

雨の音や風鈴の音、そしてクラシック音楽は、ストレスを解放したり、心理的開放感を与えたりするそうです。

このようなリラックス効果のある音楽は、心身の健康に、様々な良い影響を与えると言われています。

  • ・自閉症などの改善
  • ・高血圧や脳血管障害の克服
  • ・老人性痴呆症の予防や治療
  • ・がん患者の延命効果
  • ・不眠症や心身の緊張や痛みの緩和

好きな音楽を聞くと、気分が盛り上がります。

スポーツ選手が試合の前に、音楽を聴いて集中しているのも、リラックス効果を期待していることが往々にしてあります。

音は波動です。

人間の脳波も波動であり、元気な時や落ちこんでいる時、具合が悪い時など、波形のパターンが変わります。

その波動に別の波動を合わせると、共鳴して波形が変化するんです。

そのように脳波のパターンを変えることで、病気の治療や予防ができるなんて、「音」の持つ可能性は無限大です。

マンションに住む時に、ある程度は覚悟していたとはいえ音が気になって仕方ない、住んでから少し後悔…と感じていらっしゃる方もいるのではないかと思います。

特に、パタパタッ、パタパタッとマンションの上階から聞こえてくる足音。

一度気になると何をしていても敏感になってしまいますよね。

音の種類を把握し、適切に対処する

音には空気伝播音固体伝播音の2種類があります。

マンションの上階に住むお子さんの走り回る足音は、固体伝播音です。

一般的には音を発生している側に、 あまり意識が無いことが多く、対策が練られていないことが問題と言われています。

また音の感じ方は人それぞれ違うので、問題に感じる方とそうでない方との差があるため、トラブルになりやすいと言われています。

足音が下の階に迷惑になってないか、心配の場合は、ぜひ防音しましょう。

床材がフローリングならば、まずはカーペットが手軽でオススメです。

クッション材が裏打ちされているものだと更に良いでしょう。

椅子やテーブルの足に、フェルトを貼るのも良い方法です。

家具においては、壁から少しだけ離して置くと、振動が伝わりにくくなります。

マンション構造の問題もある

あらゆる対処をしても苦情にお悩みの場合は、マンション構造が大きく関係している場合があります。

一般的に上階からの音の問題と思いがちですが、鉄筋コンクリートは音を伝播しやすい物質です。

コンクリートは空気の15倍も、音を伝えやすい性質を持っています。

実際にマンションで音の実験をした際の記録をご紹介します。

ある部屋で音を聞いた時、どの部屋からの音が一番よく聞こえたかというシンプルな実験です。

最も聞こえるのは真上、2番目に聞こえるのは斜め上ではなく「上の上」です。

また足音のようなパタパタッという音は、実は隣よりも「隣の隣」の方が聞こえ、しかも斜め下方向の部屋からも聞こえることもあります。

こうなってしまうと、どこからの音なのかが全く分かりません。

ところが最近では、マンションでもピアノや音楽を楽しめるよう規格が厳しくなり、床や壁の厚みが増したりと遮音性が良くなってきています。

しかし性能だけでは計れない、意外な落とし穴が沢山あります。

ウォークインクローゼット

例えば欲しい設備の一つに挙げられる、ウォークインクローゼットです。

新築マンションではウォークインクローゼットがウリになっている物件も多数あります。

中にパイプスペースがあるせいか、実はクローゼット内から音漏れが発生したケースがありました。

こちらのお客様は声楽のレッスンをお部屋でしている際に、音が漏れていると苦情があったそうです。

結局ウォークインクローゼットの中に防音工事を施し、パイプスペースから音漏れがしないように、扉にも防音ドアを付けました。

部屋の窓

あるお客様はピアノ防音室にする予定の部屋の壁にある、大きな窓をどうしても潰したくありませんでした。

他の施工会社は、もちろん潰すことを提案されたようです。

しかし環境スペースでは、プロのスタジオで使われている間仕切り防音サッシ工法を採用。

防音性能を保ちつつ、リビングの中から様子を伺える開放的なピアノ防音室を完成させました。

お客様のライフスタイルを考える、環境スペースならではの良い提案ができました。

最後の例は、なんとトイレ! あるお宅では、構造上リビングの横がトイレになっていました。

トイレ

「リビングにいると隣のトイレの一部始終が聞こえてきた」と、ご相談いただいたお客様がいらっしゃいました。

原因はなんとトイレットペーパーホルダーでした。

このお宅の造りは、リビング側とトイレ側に石膏ボードが1枚ずつ貼ってあったのですが、リビング側のボード裏にトイレのペーパーホルダーを接着したことが原因だったようです。

つまり、ペーパーホルダーから石膏ボードを通じて、音がリビング側に漏れてしまっていたのです。

防音対策を施す際に、耐荷重もご注意

ここまで音の種類と事例を紹介しました。

防音対策のやり方もいくつかあると思いますが、耐荷重にも注意していきましょう。

仮に遮音OK!ピアノ搬入OK!となっても、物が重すぎてお部屋を破損しては本末転倒です。

マンションにお住いのお客様が、快適な生活を送れるように、環境スペースはお手伝いいたします。

ちょっとした疑問でもお応えしますので、お気軽にお問合せください。

昨夜は、弊社1Fスタジオ、エビスタにてオペラコンサートを開催いたしました。

スタジオがオープンしてから、初めてのイベントとなります。



お客様も、お蔭様で大盛況!

定員を上回り、座れないほどたくさんの方にご来場いただきました。



初イベントということで、弊社代表嶺島よりご挨拶も。

イタリアから来日された、ロベルト・ボルトルッツィ氏。

現代にオペラ全盛時代の歌唱法を継承する、世界でも数少ない本格的ヴェルディアーノをご披露。

会場に響き渡る伸びやかな歌声は、誰もが感動していたのではないでしょうか。

観客の拍手に、ハニカミながら一礼するロベルトはとてもチャーミングでした。

ピアニストの峯川智子氏によるピアノ演奏もとても素晴らしく、初・オペラナイトを堪能させていただきました♪

Sharehouse

最近更に注目を集めているシェアハウス。

一軒の家を、複数人でシェアして住む新しい住居スタイルです。

ただ共同生活をするだけでない、色々なコンセプトを持ったシェアハウスがあるのはご存知ですか?

ダイエットをする人が集まるもの、ゲームのプロを目指す人、シングルマザーが集まるシェアハウスなど多種多様です。

もちろん防音付き音楽スタジオが付いているシェアハウスもあります。

住んでいる方ミュージシャンを目指す人や楽器演奏が趣味な人、音大生などです。

同じ趣味を持っている人同士が集まるため、会話も非常に弾むようです。

一生涯の友人も出来るかもしれません。

嬉しいのはやはり練習環境でしょう。

普通のマンションだと両隣や上下階の住人に配慮して、思う存分練習に取り組めず、スタジオをレンタルしたり、カラオケルームを利用される方が多いと思います。

シェアハウス内のスタジオだと防音対策もしっかりされており、周りの目も気にすることなく、集中できます。

金銭的にもゆとりができ、無駄な移動にも時間を取られず、練習時間に充てられます。

音楽を頑張りたい方には、本当におすすめです。

中には音楽スタジオがいくつもあり、さらには高級ホテル並みのインテリアが装備されているものもあるようです。

一人暮らしをするのとあまり家賃は変わらず、音楽家の生活に合った設備が使え、広い空間を住居人と一緒に共有できる、なんだか夢のような暮らしぶりに感じます。

最近では、音楽各ジャンルの著名アーティストやクリエイターの方々の定期レクチャーや、職業体験なども受講できたり、音楽を職業基盤とした独立起業を支援する体制も整っているようです。

更に特典として、半年に1回コンサートを無料で開催できるオプションも用意されている、なんていうシェアハウスもあります。

自分だけの力ではお会いできない人物に会えたり、可能性を広げてもらえることもあり、住むだけで夢に近づけそうな予感がします。

“SEKAINO OWARI”も「セカオワハウス」と呼ばれるシェアハウスにメンバー全員で住んでいる話は有名です。

時間を惜しむことなく、楽曲づくりに没頭できた結果、大ヒットに結びついたのかもしれませんね

不動産オーナーの皆様にとっても、空き物件の一室を防音スタジオにし、シェアハウスとして貸し出して、若手ミュージシャンの夢を応援するのも素敵ですよね。

環境スペースの防音工事では、簡易的に設置した防音ボックスなどにはない、高い遮音性能をご提供できます。

遮音構造はもちろん、音色や演奏スタイルまで考慮した音場設計をいたします。

さらに、シェアハウスならではのデザインにもこだわり、オーナー様お好みの一室を造り上げるお手伝いをいたします。

環境スペースでは、以下のことを踏まえて、多くのスタジオを手掛けた実績を活かし、デザイン・音響設計・使いやすさの三拍子揃ったスタジオをご提供しておりします。

  • ・外へ漏れる音、振動が問題にならないこと
  • ・外部からの騒音や設備騒音が少なく静かであること
  • ・室内が響きすぎたり音質を悪くする反射音が無いこと

他のお部屋とのバランスを考え、インテリア性も高く、お客様の立場にたったオーダーメイド施工をいたします。

ちなみにダンススタジオ付きやカラオケルーム付きシェアハウスもあるそうです。

これからも個性的なシェアハウスが続々と増え続けそうです。

防音室工事には、ぜひ環境スペースにお声がけください!

お客様のご要望に沿ったご提案をさせていただきます。

piano

11月ももう終わり、12月に比べ寒い日が続きましたね。

晴れの日が多かった印象ですが、その分乾燥した状態が続くので、まだまだ風邪やインフルエンザも心配ですね…。

さてタイトルにあるように、本日は寒い時期の防音室に関してお話させていただきます。

ピアノやドラムは最適な温度と湿度を保つ

ご存知のように、防音室は音が漏れないようにしているため、気密性の高い性能になっています。

壁や床も厚いですし、空気をあまり通さないため、普通の部屋に比べてとても暖かいです。

冬場は嬉しい限りですね。

しかし、かなり寒い日はこの限りではなく、暖房や加湿器を使用したくなることも多いと思います。

もちろん防音室で使用しても大丈夫です。

注意してほしい点は、その楽器にとって問題ないかという点です。

一般的にアコースティックピアノの場合は、暖房を長時間入れ続けると乾燥状態が続き、部品の緩みや木材の反り、割れが起こります。

最悪は雑音共鳴調律狂いの原因へ。

また高温多湿が続くと、結露や熱による木材部分の変形や、金属部分の錆の原因になり得ます。

ドラムやその他の楽器も同じように影響します。

暖房を使う際は、急激な温度の変化にも敏感なので、時間をかけてゆっくり部屋全体を暖めてください。

換気は楽器だけではなく防音室にとっても効果的です。

加湿器はハイブリッド式や気化式のものにして、湿度に気を付けてご使用くださいね。

相性が最も悪い暖房機は、水蒸気を発生するものです。

石油ストーブやガスストーブなど燃焼系のものが代表的です。

楽器は結露が大の苦手なので、できるだけ使用しないように注意しましょう。

水蒸気を発生せず結露の心配がなく、風も出なくて急な温度変化がなく、ゆっくりと暖まるオイルヒーターをオススメされている方もいらっしゃいました。

ピアノやドラムなどの楽器にとって、最適な状態は温度10~20度・湿度35~65%です。

暖房器具の熱が直接楽器にあたらないように工夫したり、換気をこまめにしたり、最適な環境を保てるよう気をつけてください。

楽器を長持ちさせるためには、こまめな手入れや環境を整えることが大切です。

最近のマンションや住宅に多い床暖房ですが、やはり直接床暖房の上に置くのは避けたほうが良さそうです。

やむを得ず置かなければならない場合は、断熱材ボードやカーペットを敷くなどの対応をしましょう。

また重量の関係で、グランドピアノ等重いものは、置けるかどうかをきちんと確認した方がいいですね。

気温で変わるのは保管方法だけではなく、音の伝わり方も影響する

ところで寒い夜は、電車が走っている音や消防車のサイレンなどの音が、いつもより離れた場所でも聞こえるなと感じたことはありませんか?

夜になると静かになるから、という事だけではなく、実は気温が大きく関係しているのです。

夜は地面に近い部分で気温が低くなり、地面から離れるに従い気温が高くなります。

気温が高い部分では音が速く伝わり、気温の低い部分では音がゆっくり伝わります



地上付近が暖かい昼の場合、最初は緩やかな屈折ですが、徐々に角度がきつくなり、音は上空に逃げていきます。

しかし地上付近が冷たい夜の場合、段々と緩やかな屈折となるため、遠くまで音が届いています。

夜に耳を澄ますと、船の汽笛の音や除夜の鐘など、意外と遠方から音が届くのはこのためです。

雨か雪かで変わる音の伝わり方

雪の日って静かだと思いませんか?

雨とは違い、雪は降るときに余計な音を立てません。

雪は結晶と結晶とのあいだに沢山の隙間があり、その隙間に音を吸収します。

柔らかく降り積もった新雪は、丸い形をしていて、その中の空気に振動が吸収されるのです。

雪の日に、ピーンと張りつめた神聖な雰囲気がするのは、雪が音も臭いも吸収しながら降り積もるからなんでしょうね。

日本の気候は夏は湿度が高く、冬は湿度が低すぎるという過酷な環境です。

楽器にも人にも優しい環境作りを推進するべく、環境スペースは邁進して参ります。

その他、防音室に関して質問があれば、ぜひぜひお問合せくださいね。