購入物件に防音工事を実施
小野様は2022年3月にご紹介いただき、4月にご契約いただきました。

6月20日に着工し、7月30日に完工。

12畳だったキッチン＋リビングは、6.1畳のドラム室に生まれ変わりました。

防音工事は約900万円でご契約。

梁補強も追加にてご要請いただき、約20万円のご契約もいただきました。

技術営業は青木が担当させていただきました。

高校1年生の時に始めたドラム。激しい音楽が好きになってきて
ドラムは高校1年生のころにはじめました。
兄が軽音楽部に入っていたことと、母親もドラムを好きだったことが影響しています。
家に電子ドラムがあったため、毎日たたいていました。
しかし自分なりに対策をしてみても、音漏れはどうしても発生してしまいます。
家族ならまだしも、近隣からの苦情がなかっただけでも運が良かったと思います。
ドラムを始めた当初はジャズフュージョンを演奏していました。
高校2年生の時に、兄の棚から何気なく取り出したヘヴィメタルバンド「Slipknot」の音楽を聞いてからヘヴィメタルに魅了され、現在まで激しい音楽を好んで演奏しています。

信頼を寄せる大学の先輩から弊社をご紹介
とある転機があり、青梅市へ引越すこととなりました。

当初はマンションにドラム室をつくろうと思ったのですが、やはり条件的に厳しい。

荷重や振動を考えたときに、一軒家で防音室を作ったほうが費用対効果も大きいのではと考えました。

学生時代から信頼を寄せるFさんにドラム室をつくる旨を伝えたところ、物件を探す時点から10畳以上は必要と助言をいただいたため、条件に合う物件を探しました。
Fさんに相談した際に環境スペースをご紹介いただいたのです。

戸建て購入を決断！同時に防音工事の準備も進行
周りからの助言と自身の決断によって、戸建てに防音工事をすることに決めました。

実は学生時代から「戸建てのドラム室をつくりたい！」と強く思い、コツコツと貯金をしていました。

目星をつけた家を購入する前に、防音工事が可能か、環境スペースの青木さんに現調に来ていただいたのです。

防音対策や対策を講じる上での注意点、不安な点を青木さんから丁寧に説明していただきました。

利用者の条件に合わせた提案に安心し、環境スペースに依頼を決定
現調に来ていただいた後日、環境スペースのお客様のドラム室で計測させていただきました。

音圧レベル120dB以上の大音量に、さすがの青木さんも驚きを隠せません。

計測後、自身の「音圧レベル」と「建物の構造」を加味した上で、現在の防音室をご提案いただきました。

近隣への音漏れを考慮していただいたところが最もうれしい。

ご提案いただいた工事金額が自分の想定していた金額と近かったため、納得し依頼を決定しました。

無事に完成したドラム室に心から喜びました。
4月初めに戸建てを契約し、同月下旬に防音工事を契約しました。
十分な広さと強度を確保するためにキッチン＋リビングを解体し、基礎工事を実施。

途中に発生した梁補強や補強柱の設置で、思った以上に大規模な改修になってしまいましたが、約1ヶ月で夢の防音室は完成しました。

工事開始から完成まで、近隣からの苦情は一切ありません。

工事が終わって最初に入室したときは、生まれ変わった異質の空間にとても驚き、衝撃を受けました。

「これならドラムを24時間たたける！」心から喜びました。

あまりの遮音性能と臨場感に、本当に自分の家か疑いました
7月末にドラム室が完成し、8月中旬に引越しました。

引越し初日にドラムセットを搬入し、心待ちにした演奏をしたところ正直、喜び半分、音漏れの心配が半分でした。

友人に協力してもらい、外への音漏れがないか確かめたところ、ほとんど認められません。

まさにスタジオのような空間に「本当に自分の家なのか？」と疑ったほどです。

夢のドラム室が完成した後も、夢をさらに広げ次のステップへ
現在、平日は自宅でフルリモート。
休憩時間と終業後、ドラム室に入って演奏をしています。
土日はバンド活動と、忙しくも充実した毎日を過ごしています。
仕事とプライベートの充実さに、周りからはとても羨ましがられました。
ドラム室内の音響はデッドぎみで、とても気持ちよく演奏できます。
これからツーバスセットにして、音楽活動にさらに拍車をかけます。
家の購入と防音工事が思った以上に大規模になってしまいましたが、同時に進めて本当に良かった！
今後はドラム室内の環境を整えて、楽曲提供やレコーディング、レコーディングのノウハウの指導、ドラムのレッスンをしていきたいと思います。
※取材＆記事作成：川名