ヴィオラ室(K様)
周囲を気にせず、自分の音と向き合える。練習の質まで変えてくれたヴィオラ室のある暮らし
| ヴィオラ室(K様) | |
| 施工種別: | ヴァイオリンヴィオラ |
| 建物タイプ: | マンション |
| 地域: | 神奈川県 |
| 広さ: | 3.0畳 |
| 2026年1月に神奈川県の閑静な住宅街で、K様のヴィオラ室が誕生しました。高い遮音性能が求められるマンションの一室で、どのようなヴィオラ室が完成したのでしょうか。 | |
2025年6月にK様よりお問い合わせいただき、技術営業の三矢が担当いたしました。
9月29日に防音工事のご契約をいただき、11月19日に着工。
2026年1月16日にお引渡しさせていただきました。
9月29日に防音工事のご契約をいただき、11月19日に着工。
2026年1月16日にお引渡しさせていただきました。
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生まれ育った場所へ戻ることを機に、防音室のある住まいを計画

陽が入る開放的な空間
勤務先の異動に伴い、地元でマンションを購入今回購入したマンションの向かいには、自身の実家があります。
約40年前からこの地域で育ち、子どもの頃から自宅で楽器を演奏していました。
当時は近隣の方に声を掛ければ、夜8時頃まで楽器を弾くこともできたのです。
その後、大学進学などを機に群馬県へ移り、仕事をしながら音楽を続けていました。
勤務先の異動に伴い、自身が育った神奈川県で新生活を始めることになりました。新しい住まいを探す中で、今回のマンションと出会ったのです。
自身の練習と、子どもが音楽に触れる機会を考えてヴィオラ室を計画購入を決めたマンションは築年数が経過していたこともあり、入居にあわせて住戸全体をフルリノベーションすることに決めました。
自身の練習の他、将来的に息子が楽器に興味を持ってくれたら嬉しい。そのためにも、自宅で楽器を自由に弾ける環境をつくりたいと思っていました。
しかし住環境は、自身の幼少期より変化しています。
「昔のように自宅でそのまま楽器を弾くのは難しいだろう」そう考えたことが、ヴィオラ室をつくる大きなきっかけになりました。 -
「練習するためだけの箱」ではなく、暮らしの一部になるヴィオラ室へ

ヴィオラ室の設計図
定型タイプの防音室は、イメージしていた空間とは違ったヴィオラ室を検討するにあたり、楽器メーカーの定型タイプの防音室なども実際に見学しました。
楽器を練習するという目的は果たせますが、自身が感じたのは、居住空間から独立した「練習専用の部屋」という印象でした。
プロの演奏家を目指しているわけではなく、音楽は長く楽しんでいる大切な趣味。
だからこそ、ストイックに練習するためだけの空間ではなく、気持ちよく、楽しく楽器を弾ける場所にしたいと考えました。
新しい住まいを一からつくるのであれば、防音室だけを別の空間にするのではなく、リビングなど周囲の居住空間とも自然につながる部屋にしたい。
そのようなイメージを持ちながら防音会社を探していたところ、環境スペースさんのホームページを見つけました。
解体前の和室
ホームページで見たヴァイオリン室が、理想のイメージに近かった特に印象に残ったのが、居住空間と一体感を持たせた防音室でした。
「まさに、このような空間がつくれたらいいな」と思いました
施工事例の雰囲気が思い描いていたヴィオラ室に近かったことに加え、三矢さんから防音室のつくり方について詳しい説明を受けたことで、「ここまで考えてつくってくれるのであれば安心できる」と感じ、依頼を決めたのです。
リノベーションを担当したコスモスイニシアさんと環境スペースが連携しながら、住まい全体のデザインと調和するヴィオラ室づくりがスタートしました。
株式会社コスモスイニシア: https://www.cigr.co.jp/
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フルリノベーションで、「音楽とともに暮らせる家」が完成

工事中のヴィオラ室
工事中は安心してお任せ工事前の住戸には和室などもあり、築年数を感じさせる昔ながらの間取りでした。
一度スケルトンの状態まで解体し、住戸全体を一からつくり直していきました。
当時はまだ群馬県で生活していたこともあり、工事途中は基本的にコスモスイニシアさんへ一任。
解体された状態を一度確認した後、次に室内へ入ったのは、工事がほぼ完成した頃でした。
工事中の室内
全体の居住空間と調和したヴィオラ室へリノベーションと防音工事によって、昔から知っているマンションでありながら、以前とはまったく違う空間へと生まれ変わりました。
ヴィオラ室についても、単独の練習室として存在するのではなく、ガラス越しに居住空間とのつながりを感じられる設計に。
壁や照明などの内装にもこだわり、リビングと調和しながらも、ヴィオラ室として一つの個性を感じられる空間になりました。
音楽とともに暮らせる家になったと思います。
完成してから半年ほど経った今でも、本当につくってよかったと感じています。 -
ヴィオラ室をつくって気づいた演奏への変化

リビングから見たヴィオラ室
音を吸いすぎず、響きすぎない絶妙なバランスヴィオラ室をつくる前は、遮音性能を高めることで、室内の音まで吸収されすぎてしまい、楽器を弾いたときに響きの少ない空間になってしまうのではないか気になっていました。しかし、実際に演奏すると音が吸われすぎることはなく、浴室のように音が過度に響くこともありません。「気持ちよく弾けるけれど、自分を甘やかしすぎない。」ちょうどいい塩梅です。
楽器の響きを感じながら、自分が出している音もきちんと確認できる。演奏を楽しむことと、練習することの両方に適した音場空間になりました。静かな環境で練習することで、自分が出した音や室内の響きを以前より細かく聴き分けられるようになりました。弓の圧力や動かし方など、細かなニュアンスにも向き合えるようになり、演奏面でも確かな変化を感じています。
いつか家族で一緒に演奏できたら自身が楽器を演奏していると、息子がそばで喜んで聴いていたり、そのまま昼寝をしたりします。
妻もヴァイオリンを演奏しており、ヴィオラ室の響きや遮音性能について贅沢な空間と感じています。
息子が将来、楽器に興味を持って、一緒に演奏してくれたら一番うれしいです。
周囲に気兼ねなく練習でき、自分自身の演奏にもじっくり向き合える。そして、家族が日常の中で自然に音楽に触れられる。
そのような素晴らしい空間です。
※取材&記事作成:川名
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