お客様の要望

ご予算内で、納得のいく防音室にしたいとお考えでした。
第一に、とにかく、音漏れでご近所に迷惑をかけないようにしたいということ。そのため、窓も潰して防音性能をなるべく高くしたいというご希望がありました。
また、以前はピアノの音が室内の何かに共鳴してノイズが発生して、長時間弾いていると疲れてしまうようなことがよくあったそうなので、このような音響障害がないような室内音場もご希望でした。

解決方法

夜遅くでも安心して演奏できるために必要な遮音性能を、数値だけでなく実際に体感していただくために、弊社の防音体験ルームにお越しいただきました。施工後の音をイメージしやすくなったかと思います。また、ご契約後ではありますが、環境スペースで施工した他のお客様にご協力いただいて、実際の防音室を見学、体験させていただきました。体験ルームだけでなく、ご自宅に防音室を作ったらどんな感じになるか、より一層具体的にイメージしていただけたかと思います。
以前は室内のノイズが気になっていたということでしたので、残響や反響音を計算したうえで防音室を設計。ピアノに近い壁面に吸音層を設け、不快な音響障害を防止するプランをご提案いたしました。

ご成約

様々な角度・視点からご提案をさせていただき、
お客様のご要望通りのプラン・価格でのご成約となりました。

実施設計開始

施工担当者からのコメント

室内の平行する壁面同士で音が反響し合うと、音響障害となることがよくあります。そのため、奥側の壁を吸音層で仕上げ、以前のようなノイズが出ないように対策しました。これで、長時間の演奏も快適になりますよ！

ご自宅の外に対しての音漏れはもちろん、リビングなど、家の中にいらっしゃる時にも防音効果を実感していただけるのではないでしょうか。ご家族のプライベートな時間を邪魔することなく、レッスンに集中していただけると思います。