音の辞典・音に関するマメ知識「は行」|防音室・防音工事・対策は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン

音の辞典・音に関するマメ知識「は行」

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行


波長
音波の速さは1秒間に音波が進む距離(長さ)で、周波数は1秒間の回数であるから、音波の速さを周波数で割ると波の一つの長さが求まる。これを音波の波長という。

発音媒体
音を発生するもの、つまり音源のこと。
たとえば、音楽を奏でる発音媒体は楽器であり、CDなどを再生する発音媒体はスピーカーである。
空調機の運転騒音の発音媒体は送風機であり、自動車の走行時にでる騒音の発音媒体はエンジンや路面とタイヤに生じる摩擦音である。

PA(Public address)
音楽や話声などをマイクロホンで受け、増幅してスピーカから拡大された音を出す拡声設備。

ブーミングとカラレーション
低周波の特定の音が異様に響く現象で風呂場のような狭い空間で発生しやすい。 一方、カラレーションは主として中・高音域の音質に不自然な色づけを生ずる現象で多重反射が起きている室内等で発生しやすい。

フラッターエコー
対向する壁面の間に生じる往復反射。その周期性が独特な効果となり羽ばたきを表す flutter の名が付いた。 日光東照宮境内の「鳴竜」の場合は、減衰の早い拍子木の音が天井と床の間を往復し重なり合って「コロコロ」と聴こえる。

ヘルツ(Hz)
音の高低を表す周波数の単位。
音が空気中を伝搬するとき、1秒間に生じる粗密の繰り返しの回数のこと。
成人では約20Hzの低音域から2万Hzの高音域まで、聴取することが可能。

弁別力
音の強さが変化したことにはじめて気づく能力を弁別力という。実際の複合音波を録音し、再生レベルを変えて試験者に聞かせると騒音レベル2、3dBの変化では気づかないことが多かったという実験結果がある。


あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行