防音室の価格(費用)について

① 防音室の基本価格帯

環境スペースのピアノ室の基本仕様

●ベーシック仕様(遮音性能D-60~)

日常生活のピアノ演奏では、ほとんどクレームが生じないレベルです。 吊金具を使用した防音吊天井と、遮音パネルを使用した内部浮き壁を施す本格仕様。床も複層吸音材を用いた浮き床にしますのでお部屋は宙に浮いた状態になり、透過音だけでなく振動(固体伝播音)もカット。マンションの下階への影響もほとんどありません。
ピアノ教室など、常に「思いっきりピアノを弾いている」状態でも、夜間を除けば外への音漏れはほとんど気になりません。(RC造り住宅、通 常住宅地)お子様が学校に行く前の早い時間でも、ご近所に気兼ねなく練習できます。四十の手習いで始めたピアノもポロンポロ・・ン・・が外に音が漏れないため、気恥ずかしさを感じなくて大丈夫! 思いっきり弾いたピアノの音も、隣の部屋では小さく聞こえる程度になります。

●ベーシック仕様(遮音性能D-60~)

仕様(ベーシック仕様)

乾式遮音浮き床(吸音材) タイルカーペット
固定遮音壁・浮き壁構造(LGS、吸音材、吸音ボード) ビニールクロス仕上げ
(ホルムアルデヒド消去)ソフト巾木
天井 防振吊天井 ソーラトン仕上げ
建具 防音ドア(木製D-30)
電気配線 コンセント2ヶ所 スイッチ1ヶ所 その他基本電気工事
換気扇 ロスナイ1台

●ハイグレード仕様(遮音性能D-65~)

夜遅くまでのピアノ演奏も、ほとんどクレームが生じないレベルです。
遮音ドアを二重にし、壁はベーシック仕様に遮音パネルをさらに1枚プラス。床にはF010の防振ゴムをプラスし固体伝播音をより強力にカット、さらに遮音性能をアップさせたタイプです。 音大をめざすあなたは何時間も練習しなくてはならないでしょうし、作曲をなさる方は時間を問わず浮かんだメロディを弾いてみたいはず。ハイグレード仕様にして、夜中でも隣近所への音漏れを気にすることなく思いっきりピアノを弾いてください。

●ハイグレード仕様(遮音性能D-65~)

仕様(ハイグレード仕様)

乾式遮音浮き床(吸音材、防振ゴム) タイルカーペット
固定遮音壁・浮き壁構造(LGS、吸音材、吸音ボード) ビニールクロス仕上げ
(ホルムアルデヒド消去)ソフト巾木
天井 防振吊天井 ソーラトン仕上げ
建具 2重防音ドア(木製D-30)
電気配線 コンセント2ヶ所 スイッチ1ヶ所 その他基本電気工事
換気扇 ロスナイ1台
吸音パネル ピクチャーレール2方、残響調整パネル4枚

環境スペースのピアノ室の基本価格帯(RC/SRC造の場合)

遮音補強工事 価格(税別)
※室内4.5帖程度
価格(税別)
※室内6帖程度
価格(税別)
※室内8帖程度
遮音性能 想定用途
遮音補強プラン 工事 80万円~ ASK 仕事部屋、外部騒音対策、オーディオ・シアタールーム等
防音室工事 価格(税別)
※室内4.5帖程度
価格(税別)
※室内6帖程度
価格(税別)
※室内8帖程度
遮音性能
※外壁・界壁
遮音性能
※室内
想定用途
ベーシック仕様 190万円~ 210万円~ 240万円~ D-60 D-45 ピアノ、バイオリン、木管楽器、オーディオシアタールーム等
ハイグレード仕様 235万円~ 265万円~ 295万円~ D-65 D-50 ピアノ、金管楽器等
スーパーグレード仕様 290万円~ 320万円~ 350万円~ D-70以上 D-55以上 ピアノ24時間演奏対応想定

※↑の表は横スクロールできます。

※この価格(費用)は、上記仕様リストの各仕様にて、RC造りの住宅を施工した場合です。(建物の構造体、地域等により変動がある場合があります)
尚、解体工事・照明器具・サッシ・空調などの費用は含まれていませんので、ご了承ください。オプション工事にて承ります。
※表示価格(費用)はあくまで目安となっております。

■ご注意

・マンションリフォーム工事にあたり、管理規約、専有部分の修繕に関する細則を確認いたします。建築詳細図面にて、建物構造や天井・床を含め全体を把握させて頂く必要が御座います。事前にマンション管理会社より図面をお取り寄せいただき、準備頂けますとズムーズにお話しが出来ます。
・防音室にするためには、使用する材料の重さや質量、また空気の層が重要となります。非常に重い建材が使われる為、床への荷重が相当なものになります。
・施工中、どうしても大きな音が出てしまうタイミングが御座います。上下階・近隣へのご同意が必要となります。

環境スペースのピアノ室の基本価格帯(木造/鉄骨造の場合)

遮音補強工事 価格(税別)
※室内4.5帖程度
価格(税別)
※室内6帖程度
価格(税別)
※室内8帖程度
遮音性能 想定用途
遮音補強プラン 工事 80万円~ ASK 仕事部屋、外部騒音対策、オーディオ・シアタールーム等
防音室工事 価格(税別)
※室内4.5帖程度
価格(税別)
※室内6帖程度
価格(税別)
※室内8帖程度
遮音性能
※外壁・界壁
遮音性能
※室内
想定用途
ベーシック仕様 240万円~ 270万円~ 300万円~ D-60 D-45 ピアノ、バイオリン、木管楽器、オーディオシアタールーム等
ハイグレード仕様 290万円~ 320万円~ 350万円~ D-65 D-50 ピアノ、金管楽器等
スーパーグレード仕様 340万円~ 370万円~ 400万円~ D-70以上 D-55以上 ピアノ24時間演奏対応想定

※↑の表は横スクロールできます。

■オプション対応

観音開き入口扉、鋼製防音ドア、防音サッシ(掃き出窓、腰高窓)フローリング、エアコン、照明器具、ピクチャーレールと吸音パネル等。
その他天井、床等のお部屋に合わせた特別仕様など、お好みのデザイン施工が可能です。

■プロ仕様の録音スタジオにも対応します。

その他、プロ仕様の録音スタジオなどに適したスーパーグレード仕様のD-70遮音性能レベルもご用意。環境スペースのプロユースプランでご相談をお受けします。

ドラム室(RC造の場合)

※月2万円~の分割払いもご利用できます。お問合せください。

仕様 / 面積 6畳 (10.03㎡) 8畳 (13.32㎡)
標準仕様 300万円 ~ 350万円 ~

この価格(費用)は、上記仕様リストの各仕様にて、RC造りの住宅を施工した場合です。(建物の構造体、地域等により変動がある場合があります。)
尚、解体工事・照明器具・サッシ・空調などの金額は含まれていませんので、ご了承ください。オプションにて承ります。
※表示価格(費用)はあくまで目安となっております。

②防音室の目的と優先順位

環境スペースの防音室は、全てオーダーメイドです。
お部屋の広さや形状、窓のあるなしにかかわらず、自由に設計することができます。
そのため、価格(費用)の一覧表というものをご用意しておりません。
とは言え、やはり価格は気になるもの。
そこで、防音室を作りたいとお考えのお客様に、価格(費用)の目安をお伝えいたします。

防音室は、建物の構造や仕様(必要な防音室の性能など)によって、どうしても価格が変動するものです。
価格(費用)に影響する要因もあわせてご説明いたします。

防音の目的と優先順位

まず、防音室を作るにあたっての優先順位を明確にしてみましょう。
防音室にしたい理由は様々ですね。一番のお悩みは何でしょうか?

子どもの足音など生活音が気になるから、下の階の方に迷惑をかけないように防音室にしたい。
夜でも楽器を思いっきり演奏したいから防音室を作りたい。
外の音がうるさいので眠れなくて悩んでいるから防音室を作って安眠したい。

では、それを実現するために、

簡易遮音で構わないので、できるだけ価格を抑えたいのか
価格よりもとにかく遮音性能(防音室の性能)を重視したいのか
お客様を呼べるサロンにしたいからデザインにはとことんこだわりたいのか。
必ず、譲れないポイントがあるはずですので

その優先順位をつけておきましょう。

防音の目的と優先順位

③ 防音室の仕様(防音室の性能)

次に、どの程度の性能が必要なのか考えてみましょう。
防音室の性能は、当然ながら価格(費用)に大きく影響します。

■遮音等級と聞こえの関係(一般住宅) 「建築物の遮音性能基準と設計指針」日本建築学会より

遮音等級 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25 D-20 D-15
ピアノ・ステレオ等の
大きな音
通常で
は聞こ
えない
ほとん
ど聞こ
えない
かすか
に聞こ
える
小さく
聞こえ
かなり
聞こえ
曲がハ
ッキリ
分かる
よく聞
こえる
大変良
く聞こ
える
うるさ
かなり
うるさ
大変う
るさい

※↑の表は横スクロールできます。

■遮音等級と聞こえの関係

遮音等級 D-75 D-70 D-65 D-60 D-55 D-50 D-45 D-40 D-35 D-30 D-25
ドラム練習室 通常で
は聞こ
えない
ほとん
ど聞こ
えない
かすか
に聞こ
える
小さく
聞こえ
かなり
聞こえ
曲がハ
ッキリ
分かる
よく聞
こえる
大変良
く聞こ
える
うるさ
かなり
うるさ
大変う
るさい

※↑の表は横スクロールできます。

明確な数値でなくても、例えば防音室の外にはできるだけ音をもらしたくないのか、

ご近所には聞こえたくないけれど、防音室の隣のリビングには聞こえても問題ないのか、

ご希望の遮音のレベルをイメージできていることが大切です。

また、昼間だけしか演奏しないのか、夜遅くまで頑張りたいのか、なども仕様を決定するにあたり重要なポイントとなります。

④ ユニットタイプとの違い

価格の面から、ユニットタイプの防音室と比較検討される方も多いと思います。
どちらにもメリット・デメリットはありますので、②の「譲れない優先順位」に従って検討してみましょう。
以下に、代表的なポイントをご紹介しておきます。

(1)固体伝搬音に対しての遮音性能

音には大きく分けて2種類あります。

遮音・防振設計のポイント

「空気伝搬音」
空気中を伝わって届く音のことです。例えば
・同じ室内のテレビの音
・窓の外から聞こえる自動車のクラクション など。
空気伝搬音は、音源からの距離が遠くなったり、窓や壁などの遮蔽物があると減衰します。
空気伝搬音の防音対策としては、窓を2重にしたり壁を厚くしたりする方法が有効です。

「固体伝搬音」
壁や天井、床などの固体中を伝わって、空気中に放射される音のことです。
建物内では、例えば床衝撃音や給排水音、ドアの開閉音などがありますが、特に防音室内で考えられるのは
・ピアノのペダル音
・チェロやコントラバスのエンドピンから床に伝わる音
・ギターやベースなどの床置きアンプから伝わる音
・バスドラムのキック音 などがあります。
固体伝搬音は、空気伝搬音に比べて減衰しにくい為、小さな音でも床や壁を伝わって遠くまで届いてしまいます。

遮音・防振設計のポイント
壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)

ユニットタイプの防音室では、空気伝搬音を防音することはできても、固体伝搬音までは十分に防音することができません。
弊社では「ボックス イン ボックス」と呼んでいますが、従来のお部屋の中に一回り小さな防音室を作り、防振材で支える施工方法を基本としています。こうすることで、防音室内で発生した音・振動を、建物の躯体(コンクリート)に伝えないように工夫しているのが、ユニットタイプとの大きな違いです。

壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)

また、ユニットタイプの防音室では、あらかじめ遮音性能が決まっているのに対して、オーダータイプの防音室では遮音性能を ご予算・ニーズなどに合わせて選ぶことができます。
さらに環境スペースでは、仕上がりの時の性能も保証しております。

(2)空間・設置場所の制約

ユニットタイプの防音室は、設置が短期間で済む、引越しの際にそのまま分解して移動でき引越し先でも使用できる、など 賃貸住宅にお住まいの方などには嬉しいメリットがあります。オーダータイプに比べて価格(費用)も比較的安めです。
しかしその一方で、大きさや形が決まっているため、部屋によっては柱や梁の位置が影響して、思うような場所に設置することができず、デッドスペースができてしまう場合もあります。
オーダーメイドタイプの防音室は、引越しなどの際には原状復帰が必要になりますので、賃貸住宅への工事は難しいケースがほとんどです。またユニットタイプと比べて価格(費用)は高めです。ただし、既存の部屋の形状にとらわれることがないため、例えば2室を1室にするなど自由に設計することができます。壁から天井までの空間を最大限活かすことが可能で、デッドスペースを極力なくすことができます。

⑤ 防音工事で失敗しないために気をつけること

以前防音室を作ったのだが、失敗してしまい結局やり直すことになった、という声を時々耳にします。
そうなると、費用や時間も余計にかかり大変な負担となってしまいます。
失敗しないためにはどんなことに気をつけたらよいか、一番重要な業者選びの観点を中心にお伝えします。

(1)防音専門の業者か

防音室工事には高い専門性を必要とします。一見簡単そうに見えても、遮音性能を確保するために緻密な計算と設計を必要とします。更に、楽器演奏などの用途であれば「音の響き」も重要なポイントです。一般の建築業者さんはそういったノウハウを持ち合わせていません。必ず防音専門の業者に頼みましょう。
また、防音工事実績の多い業者であればなお安心です。実績の多い業者はトラブルが発生する率も低く、万が一発生したとしてもスムーズに対処してくれます。

(2)きちんと事前調査をやってくれる業者か

お住まいの環境によって周囲の音のレベルが変わってきます。また、建物の構造や間取りなどによっても防音工事の手法が変わります。更に、音源の周波数によっても必要な工事の方法が違います。
ですので、事前調査や測定、周波数分析などがきちんとできる業者を選びましょう。間違った工事方法では十分な防音工事をすることはできません。

(3)見積書に透明性があるか・性能値の保証はあるか

「一式いくら」という見積りではなく、内訳まで出してくれる業者を選びましょう。
時間が許せば、複数の業者に見積をお願いしてもいいでしょう。その際、あまりにも安すぎる金額を提示してくる業者があった場合は、遮音性能の保証をしてくれるか確認した方が良いかもしれません。
やり直しが発生するケースのほとんどは、安い業者に頼んだがまったく防音になっていなかった、というお困りごとによるものです。

防音工事は決して安くない買い物です。
失敗しないためには焦らず慎重に検討し、納得できる業者に依頼しましょう。

⑥ まとめ

防音室の価格(費用)と、価格に影響する要因を簡単にご説明させていただきました。
基本的な価格帯はあるものの、建物の構造やご希望の性能などによって、価格(費用)は変動いたします。
実際には、現地へお邪魔してご要望等を確認させていただいた後、ご予算にあわせて正確なお見積りを提出いたしますが、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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