soundAdmin | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン - Part 3

防音工事、防音室、騒音対策のことなら

soundzone 環境スペース株式会社soundzone 環境スペース株式会社






就活生や若手ビジネスマンに人気のYouTubeチャンネル 「内定チャンネル」 にて、環境スペースが特集されました!
番組では、防音室の依頼内容や施工費用、具体的な技術について詳しくご紹介しています。








🎤 どんな防音工事の依頼が多い?




「夜遅くまで楽器を弾きたい」「自宅の壁を防音にしたい」といったご相談が多く寄せられます。
気になる 防音工事の費用 についても、番組内で詳しく解説!




💰 一般的な住宅の防音施工費用は350万〜400万円ほど
💰 スタジオの本格的な防音工事となると、1000万円以上になることも!




「防音にするって、ものすごく贅沢なことなんですね!」と驚く株本社長。
実際、防音工事は高度な設計と施工技術が必要で、費用も決して安くはありません。








🔍 防音の仕組みとは?




環境スペースでは、 音の周波数を特定し、それぞれに適した遮音設計を行う ことが重要だと考えています。




🔸 遮音のポイントは”質量”
音を遮るためには、壁に どれだけ重さのある素材を重ねるか がカギ。
軽い素材では防音効果が薄いため、適切な設計が求められます。




🔸 「吸音材を貼るだけでは防音効果はない?」
YouTubeなどで見かける 吸音材を貼るだけのDIY防音 では、実は遮音効果はほとんどありません。
吸音材は、 室内の音の響きを整える効果はあるものの、外への音漏れを防ぐ役割は弱い んです。
本格的な防音を求めるなら、専門的な設計が不可欠です!








🎥 詳しく知りたい方は動画をチェック!




「防音の仕組みってどうなってるの?」
「自宅やスタジオの防音工事、どのくらいかかるの?」




そんな疑問を持つ方は、ぜひ 「内定チャンネル」の特集動画 をご覧ください!




防音に興味がある方は、ぜひ環境スペースまでご相談ください🎶✨

Ebila Hall

第二弾
特集 環境スペースプロジェクト
インタビュー

取材【Ebila Hall】
×
環境スペース株式会社

環境計量士 杉山操
&
Design/設計 竹田直紀


2024年6月30日に発行された冊子 一般社団法人テンポロジー未来機構 TEMPOLOGY vision Vol.17 「SoundScape より愛をこめて」。

この特別な一冊に収められた記事を公開します。前回は【Felice 音楽ホール】を例に挙げ、竹田のデザインに関する学びやこだわりについて特集しました。

今回は第二弾として、環境スペースの環境計量士、杉山操が携わった【Ebila Hall】についてのインタビューです。

音響建築に必須となる音の測定は、外部に委託する企業がほとんどですが、当社は社内で一貫して、環境計量士とデザイナーが連携することで現場に緻密に落とし込むことができます。
環境計量士とは?
経済産業省が管理する国家試験に合格した人だけが持てる資格で、環境に関する音、振動、濃度の計量結果を証明する際に必要です。この資格を持つ人は、主に工事現場や交通機関の騒音・振動、工場から排出される汚染物質などの測定や計量管理を行います。つまり、測定のスペシャリストです。
前章のインタビューで竹田は、「音楽のための空間は、感覚ではなく形状や建材の数値から計算される論理的なものだが、その結果については聴覚という感情も含む主観が判断する」と述べています。
杉山の存在によって音の論理がしっかりと理解できるため、竹田はその知識を取り入れ、感覚的にデザインを進めることが可能です。

建築で音を通じて人の心を揺さぶるために、環境計量士の杉山とデザイナーの竹田が共に創り上げた、地域のコミュニティに愛される音響建築の秘密をご紹介します。

Ebila Hall

Ebila Hall

– TEMPOLOGY vision Vol.17 「SoundScape より愛をこめて」抜粋

2015年に竣工、声楽の場として設計されたのがEbila Hall(東京都品川区)。
自宅隣の駐車場に賃貸住宅を建設、活用するという計画の中でオーナーのご息女が声楽家であることから音楽ホールを併設することとなりました。

Ebila Hallの外装
 
− クライアントのご希望は
「教会のような響き」
オーナーのご息女は、グレゴリオ聖歌というクラシック音楽以前に教会で歌われていた楽曲を専攻されています。
グレゴリオ聖歌全盛時代の教会はノートルダム大聖堂のように一部木造ではなく、内側も全て石造でした。 そのため、残響時間の長い、響きの多いホールがご希望で、イメージは教会でした。そこで実際に歌っていて気持ちが良いという新大久保の東京中央教会のコンサートに設計チームで参加、参考にさせていただきました。
Ebila Hall
その後、弊社の環境計量士である杉山操が教会の音響環境を測定、それを可視化して設計に落とし込むというやり方をしました。
Ebila Hallの壁は、中央に向け突起を施した設計
残響をコントロールするために壁は天井に向けて垂直ではなく、台形に。天井にも拡散形状、湾曲(=R)が入り、片側の壁は、中央に向け突起を施した設計です。
Ebila Hallのこだわりの天窓
ピラミッド型の装飾は、意匠的に魅力的であるだけでなく、聴覚的には音響設計において重要な役割を果たす拡散体でもあります。またオーナーがこだわられた、天窓のある天井が雰囲気を醸し出しています。
Ebila Hall
環境計量士は計量法に基づく経済産業省所管の国家資格で環境に関する濃度、騒音、振動についての計量結果を証明するのに必要なものです。
有資格者が在籍する計量証明事業所は日本全国で130社ほどと少なく、しかも地方公共団体、調査会社など測定に主眼が置かれた事業者が大半。当社のように音楽空間施工で環境計量士が活躍している例は希少というわけです。
Ebila Hall
Ebila Hall
完成した声楽堂は当初1階だけの予定を2階までの吹き抜けにした縦に長い教会を想起する空間。前章でご紹介したフェリーチェ音楽ホール同様、床にタイル、壁には硬質石膏ボードと漆喰が使用されており、どちらも音響に配慮して選ばれた至高の素材です。
環境スペースプロジェクト
取材・文:中川寛子 写真:千葉正人
インタビュー
杉山 操
環境スペース(株)環境計量士
×
竹田 直紀
環境スペース(株)設計部部長
建設から9年、素晴らしい歌声を披露していただきました
環境スペース 広報部は今回、「Ebila Hall」にもお伺いさていただきました。
当日は晴れていて、ホールに入ると、こだわりの天窓から、光が差し込んでいました。 スポットライトのように自然光が入ってきて、厳かな雰囲気です。ライティングも素晴らしいですが、窓からだけでも十分なくらい、効果的に光が取り込まれるように設計されていました。
環境計量士 杉山が工夫を凝らしたという、壁・天井の拡散形状が、装飾も兼ねていて見事でした。
よく見ると、垂直に向き合う壁はなく、複雑な形になっています。天井は逆アーチ型の反響板となり、屋根との間には空間があります。
オーナー 鏑木さまのご要望は残響が長いホールとのことでしたが、確かによく響きます。でも、特定の音が響きすぎたり、濁った音が聞こえることはありませんでした。
自然光が美しいEbila Hall
Ebila Hallのエントランス
ヨーロッパの教会は石造りで、硬い壁や天井からの反響が大きいです。
Ebila Hallは全てに石を使うことは難しく、レンガを模したFRPを使用しています。それが逆に柔らかく、吹き抜けによい残響があって、とても気持ち良いんです。
声楽関係の音楽家の方々に、竣工から時間が経っても常に人気を博しているとのこと。
その業界でも有名なのだとお話しをお伺いでき、杉山も嬉しく思っています。
Ebila Hallのエントランス
取材撮影させていただいた後、鏑木さまのご息女に、東京カテドラル聖マリア大聖堂にてご自身が出演しているグレゴリオ聖歌のコンサートにご招待いただきました。
出演者の皆様の聖歌が、残響を活かして輪唱のように聴こえるようにコントロールされていてとても美しく、感動的で、音響設計へのこだわりの重要性を改めて実感しました。Ebila Hallが長年にわたり人気を保っているのは、ご息女の声楽や、音響と教会のような響き『Sound Scapeより愛をこめて』があったからだと強く感じています。この音響設計と意匠設計に携わることができ、本当に光栄に思っています。 – 環境スペース株式会社 広報部
関連記事

【お客様の声】Ebila Hall

【施工事例】Ebila Hall

【第一弾】TEMPOLOGY vision Vol.17 特集 Felice音楽ホール

テンポロジー未来機構とは

テンポロジー未来機構は、都市、建築、ファッション、アート、デザイン、テクノロジー、エンタテインメントの各分野を横断的・複眼的に眺め、分析し、課題の抽出にあたってきた創設 25 年になる会員制の異業種交流団体である。2016 年から再開した紙媒体制作で、世の中を横断的・ 複眼的な見方で問題を探り、解決の糸口を見出すべく場の提供を目指している。

Vol, 17 企画内容

Vol.17 では、ストレス多い日々の健やかに過ごすに重要な要素とようやく捉えられるように なった「音・音響・音環境」について丸ごと一冊取り組む。 個人宅のピアノ室からプロユ ースの音楽スタジオ・音楽ホールまで、「音」 の専門家として、『防音・騒音対策』、『残響調整』 を行い、『快適な音場環境づくり』をプランニングする環境スペース(株)の仕事に焦点をあて、 人間が生活する上で欠かせない「SOUND SCAPE―音の風景」を読み解く。

ページ構成
■Cover Story:森田恭通(グラマラス代表) GMOグローバルSTUDIO
■「ドイツ音環境の現状」 服部 圭郎(龍谷大学教授 ベルリン工科大学客員教授)
■「音環境の成熟が示す未来の風景」 嶺島 伸治 (環境スペース株式会社 代表)
■「SOUND SCAPEデザインの可能性」 斉藤 尋己 (Sound Scape デザイナー/アーティスト)
■Session:「音環境の民主化を目指して」 若杉 浩一 (武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科教授) × 嶺島 伸治 (環境スペース代表)
■TEMPOLOGY Scape:アップリンク吉祥寺 シネマ・チュプキ・タバタ 平塚 千穂子
■Session:「人の五感に影響を与える映画館づくり」 浅井 隆(アップリンク代表) × 嶺島伸治(環境スペース代表)
■寄稿:「映画と音について思う 二、三の事。」 高崎卓馬
■「『聞き入る文化』の創造をめざして 」 上田 渉(株式会社オトバンク 代表取締役社長)
■文化の発信地 IDÉAL TOKYOに見る 音響と空間デザイン:小泉 裕 × 分林 実芳子
■環境スペースプロジェクト
 取材「Felice」 × 環境スペース株式会社 Design&設計 竹田直紀
 取材「TUTTO BUONO」 × 環境スペース株式会社 Design&設計 竹田直紀
 取材「Ebila Hall」 × 環境スペース株式会社 環境計量士 杉山 操・Design&設計 竹田直紀
■Session:「FENDER FLAGSHIP TOKYOとKEF Music Galleryにおける音の工夫」 アストリッド・クライン マーク・ダイサム 久山幸久(KDa) × 嶺島伸治(環境スペース代表)


TEMPOLOGY vision Vol.17  SoundScape より愛をこめて

第一弾
特集 環境スペースプロジェクト 
インタビュー
取材「Felice」 × 環境スペース株式会社 Design&設計
竹田直紀


一般社団法人テンポロジー未来機構 TEMPOLOGY vision Vol.17 「SoundScape より愛をこめて」 が2024年6月30日に発行されました。

この特別な一冊に掲載されている代表的な環境スペースの音響建築と、その魅力を数回にわたってご紹介いたします。
また冊子には載っていない、音楽ホールの誕生にまつわるお話もご一緒にお届けします!

今回は、環境スペース 設計部部長・デザイナー 竹田直紀のインタビューをお送り致します。竹田の設計にまつわる、深い内容です。

環境スペースプロジェクト
TEMPOLOGY vision Vol.17 「SoundScape より愛をこめて」抜粋 第一弾
取材・文:中川寛子 写真:千葉正人
インタビュー
竹田 直紀
環境スペース(株)設計部部長
フェリーチェ音楽ホール

フェリーチェ 音楽ホール

商業デザインを手掛ける会社から音楽のための空間作りに転じ​た環境スペース株式会社設計部部長の竹田直紀が、最初に手掛け​たホールが2014年に竣工したフェリーチェ音楽ホール(埼玉​県川口市)です。 オーナーがピアノ界のロールスロイスとも称されるベーゼンド​ルファーコンサートグランド290インペリアルを手に入れたこ​とを機に2階建ての賃貸アパートの一部に音楽ホールを作ろう​と計画したものです。
フェリーチェ音楽ホールのエントランス
 
日本の音響設計の草分けである永田音響設計出身の設計担当、スタジオを数多く手掛けてきた制作担当のベテランお2人に一から教えていただくと同時に竹田もサントリーホールを始め、国内外のホールを巡り歩き、聴覚を鍛えたそう。結果、出来上がったのは細部に至るまでこだわりに満ちたホールでした。
フルコンサートピアノ、ベーゼンドルファーのインペリアル
「2層吹抜け、5mの天井高があるホールで、壁面の下部3mにはオーナーのご友人が所有する山林のタモを使ったリブを配してあります。 誰にも見えない床下にも音を豊かにする工夫が凝らされています。それが大引きのピッチ。一般には均等に半間ピッチで施工しますが、ここではハの字にするなどランダムに配されています。配列が均等だと音の伝播も均質になり、深みに欠ける。手間をかけて不規則にすることで異なる固有振動が重なって響く空間になっているのです。」
ひとつずつ形状の異なるリブ
ひとつずつ形状の異なるリブを組み合わせて利用しており、あたかも森林の中にいるような気持ちの良い音環境を実現しました。見た目にも質感のある、美しい素材です。 
フェリーチェ音楽ホールの音響建築
天井も多面体。拡散形状、屏風折れを採用。
壁面には音響効果を高めるための計算に基づく湾曲(=R)が入っています。
フェリーチェ音楽ホールの座席
これ以外にも図面通りだけを良しとするのではなく、施工中に現場で墨出しを行って確認を重ねるなどべテラン2人のやり方に竹田は感銘を受けました。
音楽のための空間は残響時間設定からスタート、感覚ではなく、形状、建材の数値などから計算される論理的なものですが、その結果については聴覚という感情も含む主観が判断します。その深さ、普遍性に音楽のための空間作りの面白さに目覚めたといいます。
フルコンサートピアノ、ベーゼンドルファーのインペリアル
フェリーチェ音楽ホールの控室
「現在は視覚偏重の時代。以前手掛けていた店舗デザインは視覚的なアプローチが中心でそこにトレンドなどを加味。時代を反映する面白さはあったものの、時間が経つと古く感じられる面もありました。ところが、音楽、特にクラシック音楽のための空間には流行はなく不変。10年前に作ったホールには今行っても新鮮な驚きがあります。」
重厚なピアノの佇まいに合わせて作られた空間はクラシックに加え、幅広いジャンルのコンサートなどのほか、アルバム制作、レコーディングなどにも使われています。

– TEMPOLOGY vision Vol.17 「SoundScape より愛をこめて」抜粋
オーナー 三田様の地域の音楽活性化への想いを感じました
今回の取材では「Felice 音楽ホール」に環境スペース 広報部もお伺いさせていただき、施主 三田様とお会いしました。
                      
着いてまず思ったことは、壁面の下部に使われているタモ材、写真では整然と並んでいるように見えますが、実際は1本1本がとても大きく、なんとそれぞれ太さが違うんです。
タモ材は3メートルもあり、運ぶのにかなりの労力を要したとおっしゃっていました。
美しく見えるのは、緻密に設計・施工されているからこそです。
竹田含め、建設に関わった人々皆で建設前の現地に集まって構想を練ったり、タモ材を下ろすのを手伝ったそうで、一致団結した制作であったことも伺えます。
フェリーチェ音楽ホールの施主、三田様
控室のソファはなんとcassina
次に気になったのはやはり、常設のピアノ ベーゼンドルファーのインペリアル。ピアノ界のロールスロイスと称されるだけあって、威厳がすごいです。
通常のグランドピアノは鍵盤の数が88鍵ですが、このフルコンサートピアノには97鍵あり、普段は聞けないその鍵盤の低音は音で体が震える感覚がするくらい。素晴らしい音環境です。
フェリーチェ音楽ホールの施主、三田様
三田様自身、マンドリンという楽器を演奏する団体で国内外で活動されていて、音にこだわりがありました。
また「Felice 音楽ホール」ができる前は、練習場所を探すのに毎回苦労していて、いつかは自分のホールを作りたいという強い想いがあったそうです。

運営も三田さまご自身で行なっており、時折地元の学生さんに無償でお貸し出して運営を手伝ってもらったりと、地域に密着し、若い人たちに本格的な音響空間と楽器の音を提供されています。

建てた当時に抱いていた想いが、今の運営にも活きていますね。

控室では演奏しに来た方々に、ゆったりと寛いでもらえるよう、ソファは高級なもの(なんとcassinaのソファでした…!)を置いたり。

地域の音楽活性化の活動に、愛を感じます。 – 環境スペース株式会社 広報部
関連記事

【お客様の声】felice音楽ホール

【施工事例】felice音楽ホール

【動画】felice音楽ホール建設の秘密と音響測定

【第二弾】TEMPOLOGY vision Vol.17 特集 Ebila Hall

テンポロジー未来機構とは

テンポロジー未来機構は、都市、建築、ファッション、アート、デザイン、テクノロジー、エンタテインメントの各分野を横断的・複眼的に眺め、分析し、課題の抽出にあたってきた創設 25 年になる会員制の異業種交流団体である。2016 年から再開した紙媒体制作で、世の中を横断的・ 複眼的な見方で問題を探り、解決の糸口を見出すべく場の提供を目指している。

Vol, 17 企画内容

Vol.17 では、ストレス多い日々の健やかに過ごすに重要な要素とようやく捉えられるように なった「音・音響・音環境」について丸ごと一冊取り組む。 個人宅のピアノ室からプロユ ースの音楽スタジオ・音楽ホールまで、「音」 の専門家として、『防音・騒音対策』、『残響調整』 を行い、『快適な音場環境づくり』をプランニングする環境スペース(株)の仕事に焦点をあて、 人間が生活する上で欠かせない「SOUND SCAPE―音の風景」を読み解く。

ページ構成
■Cover Story:森田恭通(グラマラス代表) GMOグローバルSTUDIO
■「ドイツ音環境の現状」 服部 圭郎(龍谷大学教授 ベルリン工科大学客員教授)
■「音環境の成熟が示す未来の風景」 嶺島 伸治 (環境スペース株式会社 代表)
■「SOUND SCAPEデザインの可能性」 斉藤 尋己 (Sound Scape デザイナー/アーティスト)
■Session:「音環境の民主化を目指して」 若杉 浩一 (武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科教授) × 嶺島 伸治 (環境スペース代表)
■TEMPOLOGY Scape:アップリンク吉祥寺 シネマ・チュプキ・タバタ 平塚 千穂子
■Session:「人の五感に影響を与える映画館づくり」 浅井 隆(アップリンク代表) × 嶺島伸治(環境スペース代表)
■寄稿:「映画と音について思う 二、三の事。」 高崎卓馬
■「『聞き入る文化』の創造をめざして 」 上田 渉(株式会社オトバンク 代表取締役社長)
■文化の発信地 IDÉAL TOKYOに見る 音響と空間デザイン:小泉 裕 × 分林 実芳子
■環境スペースプロジェクト
 取材「Felice」 × 環境スペース株式会社 Design&設計 竹田直紀
 取材「TUTTO BUONO」 × 環境スペース株式会社 Design&設計 竹田直紀
 取材「Ebila Hall」 × 環境スペース株式会社 環境計量士 杉山 操・Design&設計 竹田直紀
■Session:「FENDER FLAGSHIP TOKYOとKEF Music Galleryにおける音の工夫」 アストリッド・クライン マーク・ダイサム 久山幸久(KDa) × 嶺島伸治(環境スペース代表)

 

6月30日に発行される “TEMPOLOPGY vision Vol.17” 「SOUND SCAPE-音の風景」 “一冊丸ごと「環境スペース株式会社」の音環境への取り組み読み解く” の取材風景を先駆けてご紹介。 「環境スペース株式会社 代表取締役 嶺島伸治が、音環境を語る」。

 

■Concept

テンポロジー未来機構は、都市、建築、ファッション、アート、デザイン、テクノロジー、エンタテインメントの各分野を横断的・複眼的に眺め、分析し、課題の抽出にあたってきた創設 25 年になる会員制の異業種交流団体である。2016 年から再開した紙媒体制作で、世の中を横断的・ 複眼的な見方で問題を探り、解決の糸口を見出すべく場の提供を目指している。 Vol.17 では、ストレス多い日々の健やかに過ごすに重要な要素とようやく捉えられるように なった「音・音響・音環境」について丸ごと一冊取り組んでみる。

個人宅のピアノ室からプロユ ースの音楽スタジオ・音楽ホールまで、「音」 の専門家として、『防音・騒音対策』、『残響調整』 を行い、『快適な音場環境づくり』をプランニングする環境スペース(株)の仕事に焦点をあて、 人間が生活する上で欠かせない「SOUND SCAPE―音の風景」を読み解いてみることにする。

 

■ページ構成

(一部紹介) Cover Story 森田恭通(グラマラス代表)

View Point ドイツ音環境の現状 服部圭郎(龍谷大学教授)

Sound Scape とは 嶺島伸治(環境スペース代表)

森と共鳴する SOUND SCAPE 斉藤尋己 (Sound Scape デザイナー/アーティスト)

対談:音響造形楽―Acoustic Design 若杉浩一(武蔵野美術大学教授) 嶺島伸治(環境スペース代表)

映画と Sound Scape アップリンク吉祥寺 シネマ・チュプキ・タバタ

寄稿 高崎卓馬

対談 再び、FENDER の音環境 久山幸久(KDa) 嶺島伸治(環境スペース代表)







先日、神林あゆみさんが主催するボイトレ教室の発表会 がEBISUTAで開催されました!
出演者の皆さんに、実際にご利用いただいた感想をお聞きしました✨








🎤 出演者の皆さんの感想




🎶 神林さん(ソプラノ・ボイストレーナー)




「EBISUTAはサロンコンサートや発表会に最適な環境 ですね。
この距離感で素晴らしいピアノ で演奏できることが魅力です!」




🎹 中山さん(ピアニスト)




「今回、ピアノを演奏させていただきましたが、スタインウェイの響きが本当に素晴らしい!
アンサンブルはもちろん、ソロ演奏にも向いているピアノだと感じました。
もっとたくさんの方に演奏してもらい、さらに音が育っていくのが楽しみです。」




🎤 竹本さん(ヴォーカリスト)




「初めてEBISUTAで歌わせていただきましたが、とても歌いやすい環境 でした!
いろいろなスタジオで歌ってきましたが、自分の声がしっかり聞こえ、コントロールしやすい のが印象的でした。
ここで練習を続けたら、確実に上達するなと感じましたね。」








🎼 最高の音楽環境を体験してみませんか?




EBISUTAは、防音・音響設計が施された本格的な音楽スタジオ。
発表会やサロンコンサートはもちろん、練習やレコーディングにも最適です!




ぜひ、一度体験してみてください🎵✨

採用HPをリニューアルUpしました!

 

採用HPをリニューアルUpしました。

https://kankyospace-recruit.soundzone.jp/








ピアニストとして幅広く活動し、「野口幸太ピアノ教室」も運営する 野口幸太さん
今回は、EBISUTAで “高級ピアノを楽しく弾く” をテーマにしたイベントを開催しました✨




参加者は、常設のスタインウェイピアノ を自由に演奏したり、お互いの演奏を楽しんだりしながら、音楽に包まれる贅沢な時間を過ごしました。








🎼 参加者の声




🎶 「音が響くのに、うるさくならないのが素晴らしい!」
「EBISUTAの空間はアットホームな雰囲気 なのに、音の響きがとても自然で、ピアノの音がちょうどよく広がるのが驚きでした!
これだけ立派なスタインウェイがあると、通常は音量を抑えなければいけない場面もありますが、ここでは楽器のポテンシャルを存分に引き出して演奏を楽しめました。」




🏡 「こんな空間を自宅に作りたくなる!」
「この雰囲気、とてもおしゃれで素敵でした。
防音設備を活かして、こんなレイアウトで自宅を作ったら最高だなと思いました!」




🎵 「ホールとは違う、繊細な音の広がりを体感!」
「普段はホールでしか音楽を聴いたことがなかったのですが、小さな音までしっかり響いて広がる ので、こういったイベントにはぴったりの環境だと感じました。」








🎹 音楽をもっと楽しめる空間、EBISUTA




EBISUTAでは、高級ピアノと最適な音響空間を活かし、気軽に演奏や音楽体験を楽しめる場 を提供しています。
ぜひ、次回のイベントにもご参加ください🎶✨






YouTube動画「環境スペース株式会社 代表取締役 嶺島伸治が、音環境を語る」では、嶺島氏が音環境についての考えや取り組みを詳しく語っています。音の設計やデザインに関する重要な視点が満載の内容となっています。




音の「見える化」への挑戦




約35年前、音環境の設計に携わる多くの設計事務所や業者が、音という目に見えない要素を曖昧なまま扱っている状況に疑問を抱いた嶺島氏。当初は自身も音の数値化に関する知識が乏しかったものの、「見えないものを数値化し、デザインし、施工を行う一貫したバリューチェーンが必要である」と考え、音環境の分野に本格的に取り組むようになりました。




音の設計・デザイン・施工までを一貫して行う企業は少なく、その市場は非常にニッチなものでした。しかし、20年以上前にインターネットが普及し始めたことを機に、環境スペース株式会社はネットを活用した集客にも力を入れながら、音環境のトータルプランニングを提供する企業として成長してきました。




音響体験ができるスタジオの役割




環境スペースが設計したスタジオでは、音の響きを体験できるさまざまな設備が整っています。例えば、




  • 遮音体験:実際に静寂な空間を体験し、音がどのように吸収されるのかを実感できる。



  • 音響体験:オーディオ機器や楽器を持ち込むことで、空間の響き方を体験しながら最適な音環境を設計できる。



このような設備を用いることで、どの周波数帯の音をどの程度残すべきか、どのような音響イメージにするのかを具体的にシミュレーションできる環境が整っています。




日本の建築文化と音環境




日本の伝統的な建築様式は、木造の「隙間」のある構造が特徴でした。風通しを考慮した設計が施され、自然の換気によって快適な環境が作られていました。しかし、現代の日本では、欧米のような密閉された石造りの建築が増えています。この変化に伴い、音環境への配慮もより重要になっています。




環境スペースは、音のストレスを軽減し、快適な空間を創出することを目指しています。特に、教育施設や医療・介護施設においては、適切な音環境が学習効率や心身の健康に大きく影響することがわかっています。例えば、ドイツでは学校教育の場において音響環境が重視されており、幼稚園から大学まで徹底した音響設計が施されています。これにより、教師の声が明瞭に聞こえる環境が整えられ、生徒の集中力や学習効果の向上につながっています。




また、病院や介護施設では、本来リラックスして過ごすべき空間が、音によるストレスで逆に負担となっているケースもあります。環境スペースは、こうした施設の音環境を改善し、快適な空間を提供することを目指しています。




「SOUND SCAPE-音の風景」




2024年6月30日に発行される『TEMPOLOGY vision Vol.17』では、環境スペースの音環境への取り組みが特集されます。本誌では、個人宅のピアノ室からプロ向けの音楽スタジオや音楽ホールまで、幅広い音環境の設計に関する事例を紹介。防音・騒音対策、残響調整、快適な音場環境づくりなど、音に関する専門的な内容が詳しく解説されています。




また、「音響造形楽(Acoustic Design)」をテーマにした嶺島氏と武蔵野美術大学教授・若杉浩一氏との対談、映画館の音環境に関する特集など、多岐にわたるコンテンツが掲載されます。




まとめ




環境スペース株式会社は、音環境の設計・デザイン・施工を一貫して手掛ける専門企業として、快適な音空間の創造に取り組んでいます。音がもたらす影響は、私たちの生活や健康に直結する重要な要素です。教育や医療の現場をはじめ、あらゆる空間でより良い音環境を提供することが、これからの社会に求められています。




『TEMPOLOGY vision Vol.17』では、そんな音環境の最前線を知ることができます。音が創り出す未来の空間に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。




📺 YouTube動画はこちら: 環境スペース株式会社 代表取締役 嶺島伸治が、音環境を語る

リフォーム産業新聞で取り上げられました!

 

 

 

 

 

 

 

リフォーム市場の情報を届けけている「リフォーム産業新聞」に環境スペースを 取り上げて頂きました!
大きく記載して頂きありがとうございます!

コロナ禍では、それまで気にならなかった騒音や生活音を意識するようになった方も多く、マンションでの騒音トラブルなども多数寄せられるなど、人々の生活環境における音への意識に変化をもたらしました。当社では、プロ仕様のスタジオや大規模な音楽ホールから、手術室やクリニックなどの医療機関、教育施設、オフィス、騒音問題に悩む工場まで、環境にあわせた「快適な音環境づくり」を提案、測定からデザイン・設計施工まで一貫して行っており、その施工実績は4,000件以上にも上りますが、近年では、住宅の防音に関するリフォームのお問い合わせが増加しています。

日本では音環境というと、どうしても「防音」「騒音対策」といったことが話題の中心になってしまいます。しかし、一部の先進国では、オフィスや学校などの教育施設、病院など、一般的な生活空間でも音に関して推奨値が示されるなど良質な音環境が追求されています。一見、オフィスや教育施設など一般的な生活空間には、特別な音響設計は必要ないと思われがちですが、そのような空間でこそ音環境の整備が必要と考えられているからです。

当社では、日本においても、防音だけでなく、生活環境の中で高品質な音声コミュニケーションを実現する「もうひとつ上の音空間」を提供できるようなサービスを広く普及させていきたいと考えています。

今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

記事の内容は下記サイトでもご確認頂けます!
https://www.reform-online.jp/



あの ヒカシューの巻上公一さん が、EBISUTAを レコーディングスタジオ としてご利用くださいました!✨

🎤 巻上公一さんからのコメント
🎶 「すごく素敵な場所ですね!」
「今回、ここでレコーディングをしましたが、音がとても良くて、自由に使えるのが魅力的 ですね。」

🎼 「いろんな用途で活用できる空間!」
「EBISUTAは、ただの防音スタジオじゃなくて、いろんな使い方ができる場所ですね。
この会社が持つ技術や設備を紹介する場にもなっているのが面白いです。」

🎧 「部屋自体の音が良い!」
「この空間の響き自体がとても良いので、レコーディングに最適だと感じました。」

🎵 音楽クリエイター必見!EBISUTAの魅力とは?
EBISUTAは、本格的な防音・音響設計 を施したスタジオで、レコーディングや配信、リハーサル など幅広い用途に対応!
最高の環境で、自分だけのサウンドを作り上げてみませんか?🎶✨

先日、恵比寿の音楽スタジオ「EBISUTA」近くにあるボーカルスクール「poco♪music」さんによる、アットホームなオープンマイクイベントが開催されました!

◆ 好きな曲を選んで、生演奏と一緒に歌える贅沢なひととき

このオープンマイクは、参加者が用意されたリストの中から好きな曲を選び、生のピアノ演奏とコーラス、そしてカホンのリズムに合わせて歌えるという、なんとも贅沢な内容!

温かな雰囲気の中で行われたイベントには、多くの方が参加し、音楽を通じて楽しい時間を共有していました。
会場には、笑顔と拍手があふれ、まさに“音楽でつながる場所”という言葉がぴったりの一夜となりました。

イベントの様子は、poco♪musicさんのYouTubeチャンネルからもご覧いただけます♪


◆ EBISUTAとは?

このイベントの会場に選ばれた「EBISUTA」は、防音工事とリフォームのプロフェッショナルである「環境スペース株式会社」が運営する本格的な音楽スタジオです。

恵比寿駅から徒歩8分という好立地にあり、なんと“ピアノの王様”とも称される「スタインウェイ&サンズ」のグランドピアノを常設。
音響は、反射と吸音のバランスにこだわった設計で、驚くほどクリアな響きを実現しています。

音楽を愛するすべての人にとって、最高の音空間を提供するEBISUTA。ぜひ、その音の感動をあなた自身の耳で体験してみてください!

📺 YouTubeで見る:https://youtu.be/_6bbfdwZ3Mk

先日、恵比寿駅近くの音楽スタジオ「EBISUTA」にて、小さなお子さまも一緒に楽しめる「0歳からの音楽会」が開催されました。

ピアノとフルートの美しいアンサンブルに包まれながら、赤ちゃんから大人まで、思い思いのスタイルで音楽を楽しむコンサートとなりました♪


◆ 音楽にのって、手をたたいたり、歌ったり♪

演奏がはじまると、会場にいた子どもたちは自然とリズムに乗って、手をたたいたり、歌ったり、元気いっぱいに反応!
曲に合わせて体を動かしたり、ジャンプしたり、お父さんやお母さんと目を合わせてニコニコ笑顔を交わす姿が印象的でした。

赤ちゃんも、興味津々のまなざしでじっと音に耳を傾けていて、まさに“音楽と触れ合う第一歩”にぴったりの時間でした。

クラシックの定番曲から大人向けの落ち着いたナンバーまで、幅広いプログラムが用意され、それぞれのペースで自由に楽しめるあたたかな空間となりました。


◆ 演奏者のご紹介

  • フルート:島田沙織

  • ピアノ :池山恵未

  • 会場  :EBISUTA(渋谷区恵比寿3-28-12 ATY1F)


やさしい音色に包まれたひととき。赤ちゃんとの音楽体験にぴったりのコンサートでした♪
今後の開催情報もぜひチェックしてみてくださいね!