施工事例 | ドラム室 友吉様 | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン
  • ドラム室 友吉様
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お客様データ概要

お客様名ドラム室 友吉様
用途ドラム室
広さ10畳
建物構造戸建て
施工日数約3週間
施工エリア神奈川県

防音室を作ったきっかけ

バンドでドラムを演奏したり、教室を開いて生徒さんにも教えていらっしゃる友吉様。バンド演奏をして楽しむ仲間もいますし、気軽に集まってみんなで演奏できる場所があるといいなと思っていらっしゃいましたが、ご自宅を新築するタイミングで、長年憧れていた自分のスタジオを実現。楽器を演奏する方なら誰でも憧れる自宅スタジオの夢を叶えました。奥様のご実家の敷地内に家を建てたので、防音室に費用をかけることができたことも理由の一つでした。
今までは、生徒さんに外部のスタジオを借りてもらってレッスンしていたので、金銭的な負担をかけてしまうことを申し訳なく感じていらっしゃいましたが、自宅にスタジオを作ることで、ご自分の教室で教えることができるようになりました。

お客様の要望

お客様の要望

最大のご要望は、音が漏れてご近所に迷惑をかけないことでした。防音のことだけを考えるならば木造よりも鉄筋コンクリートの方が防音性が高いのですが、ご家族で住む家なので風合いを活かした木造に。その代わり、防音室の遮音性能はプロスタジオ並のD-75をご希望でした。
室内の音の響きにもこだわりがありました。多くの貸しスタジオで演奏した経験から、天井は吸音・壁は吸音なしという状態が一番合っていたため、その響きを再現。また、一番の目的はドラムの演奏ですが、ホームシアターとしてご家族でもお使いになりたいので、LANケーブルやテレビ回線の引き込みもご希望でした。

解決方法

新築の建物施工と同時進行で進められたため、図面を見せていただきながら防音室の構造を設計することができました。もともと防音室の隣は物置と浴室が配置されており防音に配慮した設計になってはいましたが、更に防音の性能を高めるため、給排気のルートを検討。排気を直接外に出さないで、隣の物置に一度音を逃がしてから外に出す方法をご提案いたしました。また、遮音構造で壁や天井に相当な厚みが形成されるため、コンクリートの土台の上に直接床を作り、廊下や他の部屋より15cm床を下げることによって、圧迫感を抑えた天井高を確保いたしました。
ご自宅の建築とのスケジュール調整を細かく行うことで、無駄のないコストと工期のご提案をいたしました。

ご成約

ご成約

様々な角度・視点からご提案をさせていただき、
お客様のご要望通りの性能・プランでのご成約となりました。

実施設計開始

  • 実施設計
  • 実施設計

施工開始

施工中の様子
※クリックで画像の全体を表示できます

  • 天井

    天井

    ご希望の室内音場を再現。天井にはしっかり吸音処理を施しました。

  • 二重ドア

    二重ドア

    内側はガラスの入ったものにして、室内の様子が確認できるように。

  • 光るチャイム

    光るチャイム

    来客があると、音が鳴ると同時に光でも知らせてくれるインターフォン。

竣工時測定報告書(サンプル)

  • 竣工時測定報告書サンプル1
  • 竣工時測定報告書サンプル2
  • 竣工時測定報告書サンプル3
  • 竣工時測定報告書サンプル4
  • 竣工時測定報告書サンプル5
  • 竣工時測定報告書サンプル6

施工担当者からのコメント

施工担当者からのコメント

二重ドアの内側をガラス入りにしたのは、安全面を考慮なさってのことでした。火災報知器はついていますが、外からだと防音室の中が見えない、音も聞こえない、という不安をなくすためだという友吉様の優しさを感じる仕様になりました。

施工担当者からのコメント

ドラム演奏だけでなく、ホームシアターやカラオケなどでもお使いいただくとか。ご家族やお友達などが集まる、笑顔あふれる防音室に育っていくことを私も楽しみにしています!