今年は全国的に平年よりも遅い梅雨入りになるそうですね。 ※追記あり
5月19日のウェザーニューズの発表では、すでに梅雨入りしている沖縄や奄美地方を除く九州から東北にかけて、おおむね6月中旬に梅雨入りすると予想されています。
そう、今年も湿気と戦うシーズンの到来です!(追記:記事公開後の5月30日には九州南部、5月31日には四国地方が梅雨入りし、関東地方も6月8日頃と、ほぼ平年並みの予想になったようです。)

楽器や機器に丁度いい湿度は?

環境スペースのブログ内でも、過去に何度か防音室の室内環境についてご紹介させていただいたことがありました。

「梅雨の時期・・・防音室内の湿度は大丈夫ですか?」

「防音室のエアコン事情」

楽器によって多少の違いはありますが、だいたい湿度50%前後をキープするのが良さそうですね。
特に、木が使われている楽器は湿度の影響を強く受けてしまいます。
ピアノなどの大型楽器はもちろんのこと、管楽器(特にクラリネットやオーボエなどの木管楽器)、バイオリンなどの弦楽器、ドラムなどの打楽器なども、温度や湿度の管理が重要になってきます。

楽器の演奏以外でも、オーディオルーム自宅カラオケ、自宅での音楽制作(DTM)などの用途で防音室の工事をなさる方や、最近は、動画などの配信コンテンツを作成するために自宅で録音したり編集したりする目的で防音室を作る方も増えています。
そのような方の防音室には、様々なAV機器、カメラ、マイクなどがたくさんあるのではないでしょうか。
一般的に、電気製品の製品試験で基準とされている環境湿度は65%だそうです。ただ、これは主に家電製品などを中心とした数値。音響系の製品はもう少し湿度に対してシビアなようですが、明確にしているメーカーさんが多くないので利用者さんのお知恵をお借りしたところ、楽器と同じくらい50%前後を目安にしている、というご意見がほとんどでした。特にスピーカーやマイクは振動部が湿度の影響を受けやすく、40%程度と低めに湿度管理をされている方が多くみられました。

これからの季節、日本の梅雨から夏にかけての平均湿度は75%以上にもなります。
エアコンや除湿器などをうまく使って、湿度管理をしっかりと行いましょうね!

マイクは大きく分けて2種類

ところで。
マイクの話が少し出てきましたが、マイクって大きく2種類あるのをご存知ですか?
ハンドマイクとスタンドマイク?←それ、バンドのボーカルさんの選択肢。
ハンドマイクとヘッドマイク?←それ、歌って踊る人の選択肢。
ごめんなさい、ちょっとふざけました。

ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」です。よく知っている方は、この先読み飛ばしていただいてOKです。

音とは空気の振動であることはみなさんご存知だと思います。ダイナミックマイクとコンデンサーマイクは、音の振動を電気信号に変換するしくみが違うのです。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、ライブハウスやリハーサルスタジオ、講演会、カラオケボックスなどで使われることが多く、耐久性が高いという特徴があります。そして、比較的湿度に強いこともメリットです。

コンデンサーマイク

それに対してコンデンサーマイクは、レコーディングスタジオなどで多く使われており、歌や楽器演奏などの音を繊細に拾うことが得意なマイクです。その代わり湿度や振動に弱く、スタンドや天吊りなどで固定して使われることが多いマイクです。
用途に応じて指向性もいくつかのタイプがあります。正面からの音だけを拾うもの(単一指向性)は、ハウリングが起こりにくいというメリットがあり、最も一般的です。対談やインタビューのようにマイクを挟んだ表と裏の2方向から拾うもの(双指向性)や、大人数での使用に向いている、どの向きからも拾うもの(全指向性または無指向性)などがあります。

漫才でおなじみ、あのマイクは?

お笑いの好きな方、漫才をしているコンビを思い浮かべてみてください。 ステージ上のコンビの真ん中に、ほぼ必ずといっていいくらい、ちょっと四角い形をしたスタンドマイクがありませんか? あれも、コンデンサーマイクです。しかも実はとても高性能なもの。 先ほどご説明した指向性で言うと、単一指向と全指向を切り替えることができるモデル。ステージ上では全指向性にして、広い範囲の音を明瞭に拾うことができるのだそうです。 SONY社の「C-38B」という機種で、通称「サンパチ」と呼ばれ、実に50年もの長きにわたって親しまれているマイクなんですよ。名前を聞いたことのある方も多いかもしれませんね。

本日は、防音室の湿度の話からサンパチマイクまで、ずいぶん話が飛んでしまいましたが、こんな息抜きブログも書いていますので、時々遊びに来てもらえると嬉しいです

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