願い事は何ですか?~防音室ドラム編~
本日7月25日は「日本住宅公団発足日(1955年)」だそうです。
日本住宅公団は、現在の「都市再生機構(UR都市機構)」の前身で、住宅に困窮する勤労者のために住宅や宅地の供給をおこなっていました。
当時、公団住宅の人気は非常に高く家賃も高かったため、なかなか手の届かない憧れの存在だったそうです。
今では当たり前の「2DK」「3DK」など「DK(ダイニングキッチン)」の表示は、公団住宅で初めて使用されたんですって。
さて、少し前のブログで、これまで環境スペースでピアノ防音室をお作りいただいた方々の夢やお悩み事、解決方法などをご紹介させていただきました。
今回は、「ドラム編」です
声楽やピアノ演奏も行うので、残響も考慮したい
まず最初にご紹介するのは、奥様は歌とピアノの先生。ご主人はドラム。
ご夫婦で音楽を楽しんでいらっしゃる、東京都 岡村様の例。
かつてアパートにお住まいの頃、電子ドラムで練習していたこともありましたが、やはりすぐに苦情が来てしまい、断念。
住宅街でのドラム演奏の難しさを痛感し、いずれは生ドラムを叩ける防音室が欲しいと考えるようになりました。
そして、ご自宅を新築したタイミングで一念発起、ついに憧れの防音室を作ろうと決意。
しかし、いろいろと心配事はありました。
防音室を作ったは良いけれど、本当に音が止まるのだろうか、演奏している時、家の中でうるさく感じないだろうか。
また、岡村様の奥様が声楽やピアノ演奏もなさるので、残響も考慮したい。
※ドラムに比べて、声楽やピアノの残響時間は長めに設計するのが一般的なのです
部屋の広さは8畳。ドラムもピアノも置きたい!
そして、奥様は窓のないお部屋が苦手!
奥様のご希望通り、防音室に窓をつけることはできたのでしょうか。
また、8畳の部屋にドラムとピアノを置くために、どのようにして広さを確保したのでしょうか。
こちらからご覧ください。
木造住宅で、高い遮音性能を確保したい
次にご紹介するのは、元住宅の現場監督という厳しい目をお持ちの、体験農園のインストラクター静岡県 野口様の例。
中学3年からバンドを始め、主にロックやメタルを演奏している野口様。
いつかはスタジオ付きの家を持ちたいという夢をお持ちでした。
最初は1階の半分以上をスタジオにする大胆な計画をたてたのですが、さすがにそれは奥様に却下されたそうです(笑)
ただ、防音室を作るにあたって最大の心配事がありました。
野口様のご自宅がある場所はとにかく静かな環境で、夜になると遠くの国道を走る車の音が聞こえるほど。
元現場監督の野口様は、木造住宅で高い遮音性能を確保する難しさもよくご存じです。
ましてや、お子さんもまだ小さいので、少しでも音が漏れてしまうようなら、夜は演奏するのをやめようと思っていたほど。
環境スペースの担当者も驚いたほどの静かな場所で、果たして無事に、希望性能の防音室はできたのでしょうか。
そして、お子様が大きくなった時のために野口様が考えた、ある「策」とは・・・?
遅い時間でもご近所に気兼ねなくドラムを叩けるような防音室が欲しい
最後にご紹介するのは、ベンチャーズやグループサウンズの影響でドラムを始めた、元プロのドラマー神奈川県 守泉様の例
かつてはプロのドラマーとしてご活躍なさっていた守泉様。
最近は、お仕事帰りに趣味で演奏を楽しむことが多いので、ちょうど演奏がのってくるタイミングが夜10時頃になってしまいます。
以前お住まいの家でクレームをいただいた経験もあり、遅い時間でもご近所に気兼ねなくドラムを叩けるような防音室が欲しいと、長い間思っていたそうです。
そして、新築でご自宅を建てるタイミングで、ついに25年来(!)の夢だった防音室を作ることにしました。
ハウスメーカーさん4社に、防音室の相談をした守泉様。
ところが、出てきた値段があまりにも違いすぎて、びっくりしたそうです。
下は50万円から、上は800万円までの幅があり、何を判断基準にしたらよいのかわからなくなってしまいました・・・。
さて、困った守泉様は、このあとどのようにして工事業者を選んだのでしょうか。
そして、プロの耳を満足させる防音室は無事に完成できたのでしょうか。
長年の夢、願いを叶えたいというお客様のお力になれるよう、これからも環境スペースは、知識・技術・アイデアを進化させて参ります。
心配事も、遠慮なくご相談ください。
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